第160話

サプライズ
1,115
2020/03/20 13:44






姫澤「おはよー。」



中島「おはよー。」



姫澤「……。(歯磨きしてる」



中島「……え。」









佐藤「ん。このパン美味いよ健人くん。」



中島「あ、ありがと……」









菊池「はよ。中島コーヒーちょうだい」



中島「あ、うん…」








北見「健人~、今日仕事詰まってるから準備しといてね」



中島「うん…わかった……」










ドヨーンって言葉が一番似合う…笑







あ、どーも。菊池デーす。







今日3月13日は中島さんの誕生日です。







でも誰一人お祝いする人はいない。







何故かって?







まぁ、後からのお楽しみってところかな。笑







中島「……仕事…行ってくるね…」



姫澤「行ってらっしゃい!頑張ってね!」



中島「……うん…」










あいつ、仕事出来んのかね。笑







まぁ中島のことだし仕事は仕事。ちゃんとやるんだろうな。










姫澤「……さてぇ!みなさん!!
プレゼント係菊池風磨!!」



菊池「あいよ、」



姫澤「ケーキ、ご飯担当姫澤あなた!マリウス葉!」



マリ「いっぱいつくるぞ~!」



姫澤「飾り付け係佐藤勝利、北見駿!!」



「「はーい」」



姫澤「all担!松島聡!」



松島「はーい。笑」










姫澤「みんなぁぁ?!健人くんを喜ばすぞー!!」




「「「「「おぉぉー!!!!」」」」」










プレゼント担当の俺は







車キーを指でクルクルしながら車へと向かう。







さて、何にしましょうかね。







行き先が決まってないから適当にブラブラその辺をはしる。







菊池。
菊池。
なぁ
ひめぇええ。
ひめぇええ。
なんや
菊池。
菊池。
なにがいい?
ひめぇええ。
ひめぇええ。
私に聞くな
菊池。
菊池。
でも分かんねぇもん
ひめぇええ。
ひめぇええ。
キザに赤い薔薇一本
菊池。
菊池。
か99本だね
ひめぇええ。
ひめぇええ。
んー、両方買ったら?九十九本と一本。笑
菊池。
菊池。
り。







菊池「ちわっす……」



店員「いらっしゃいま……せ…」



菊池「薔薇を九十九本と一本ください。」



店員「……健人くん…?」



菊池「ふーまです。」←



店員「ですよね…えっと何色でしょうか?」










菊池「赤がいいんですけどありますかね?」



店員「ありますあります!全然あります!」



菊池「じゃあよろしくお願いします」



店員「30分ほど待って頂くことになります。すいません。」



菊池「全然大丈夫です、車で待ってます。」



店員「あ、全然カフェとか行って頂いていいですし
お家が近いのであれば一度帰っていただいて30分後来て頂いても大丈夫です!」



菊池「じゃあカフェ行ってます。」



店員「はい分かりました!」










中島いつ帰ってくるんだろ。







…6時。ご飯時だな。







中島が帰ってくるまであと9時間。







あ、ちな現在時刻午前九時。

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