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第19話

19
○○side

今日は母に会う日だ。

会うと決めたものの色々考えてしまい不安と緊張で全然眠れなかった。

少し頭が痛くてダルいが今日を逃したらまた今度いつ会えるかわからない、今日しかないんだ。
○○
行くか...!
〜△△公園〜

ここは昔よく父と母と3人で遊んでた公園だ。
とても懐かしい。またここで会える日が来るなんて思いもしなかった。母がここを指定したこともなんだか少し嬉しい。


私が着くと母らしき人物がいた。



○○
すみません
〇〇の母
〇〇の母
はい、あ、○○。
来てくれたの?嬉しいわ!
え、お母さん...?

そこにいた母はまるで別人の様だった。

化粧も洋服も派手で昔の優しい面影は消えていた。
○○
誰が聞いてるか分からないから優って呼んで。
〇〇の母
〇〇の母
分かったわ、
〇〇の母
〇〇の母
来てくれてありがとう!
大きくなったわね、テレビで見てビックリしたわ!もうあの家は出たの...?
○○
そうだけど。
で、会って話したいことって何?
〇〇の母
〇〇の母
置いて出て行ってごめんね。
でもいつか2人で暮らせるようになったら迎えに行くつもりだったの。
でもお金が無くてね、迎えに行けなかった...
○○
本当に?
〇〇の母
〇〇の母
本当よ。
そのために仕事も頑張ったの。
そう思っててくれたんだ!見捨てたわけじゃなかったんだ!

私はすっかり嬉しくなってしまった。

もしかして、また一緒に暮らせるってことなのかな?

〇〇の母
〇〇の母
それでね、今日はあなたにお願いがあるの。
なんだろ?

○○
なになに?
〇〇の母
〇〇の母
お金を、貸してほしいの、70万
○○
え...?
私はてっきりもう一度一緒に住んで欲しいとかそういう願いだと思っていた。

それがまさかのお金を貸してほしいって...

え、どういうこと?
〇〇の母
〇〇の母
あなた、テレビにもいっぱい出てるし、儲けてるでしょ?だから70万貸してほしいの。
○○
え、直接会って話したいことってそれ...?
〇〇の母
〇〇の母
そうよ
○○
え、それだけ?
〇〇の母
〇〇の母
逆に他に何があるのよ。笑
○○
え、迎え行くつもりだったのって言ったじゃん、迎えに来てくれたんじゃなくて?
〇〇の母
〇〇の母
そんな訳ないじゃない笑
お金を借りるための嘘に決まってるでしょ?!
そもそも私、今度再婚するから!
旦那は子供が嫌いなの!あなたなんかいたら邪魔だわ!私の幸せ邪魔しないで。
○○
え...
〇〇の母
〇〇の母
早く金、渡しなさいよ!
あなた、今まで育ててもらったのにお金も渡せないの?
そんな...、再婚なんて。私が邪魔なんて。

幸せを邪魔しないで、なんて。

今日会いに来たのはお金のためだったってこと?

○○
分かった、、
70万渡すから、二度と俺の前に現れないで!
〇〇の母
〇〇の母
分かればいいのよ、
私だってあんたなんかと二度と会いたくないわよ!
あんな暴力男と血が繋がってるような子なんてね!じゃあね、さようなら。
母は70万を持って去って行った。

少しでも期待した自分が、母を信じた自分がバカだった。

私に会いに来たのはお金の為だったんだ...。

私に会いたかったんじゃなかったのか。

やっぱり人を信じない方がいい。

裏切られた時が辛いから。


もう私は誰も信じない。





ザァァー
○○
あ、雨だ...傘忘れた...
○○
めめに連絡しなきゃ、、
〜電話〜
○○
めめ?
目黒蓮
あ、優!もう用事終わった?
○○
うん、でもごめん、今日はもう会えそうにないや。
目黒蓮
いいけど、どうしたの?大丈夫?
○○
蓮くん、ごめん。
切るね。
目黒蓮
待って!今外だろ?雨降ってるしせめて家まで送る!今どこ?
○○
△△公園
目黒蓮
分かった、待ってろ
目黒side

電話越しの優の声は今にも消えそうだった。

しかも優が蓮くんって呼ぶ時は助けて欲しい時や弱っている時だ。優は無意識だろうが俺は知っている。

優は電話を切ると言ったけど今、手を差し伸べて上げないと優が壊れてしまう気がして俺はとっさに迎えに行くといい家を飛び出した。



△△公園に着くと優はベンチに座り傘もささずに遠くを見つめていた。


いつもの優とは違い、表情をなくしていた。

目黒蓮
優!!!
○○
蓮くん?
目黒蓮
どうした、傘もささずに
○○
ごめん、、、
(バタッ)
目黒蓮
優!!!
優は俺の名を呼び、謝り倒れてしまった。

優の体は熱く多分熱がある。

取り敢えず俺の家に運ぼう。

優はうなされて苦しそうに息をしていた。

どうしたんだ。何があった。