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第14話

14話
放課後になった。

業平くんとの約束通り、校舎裏へ向かう。

少し経って、業平くんが来た。

「来てくれてありがとう。待たせてごめんね」

「いやいや!私もさっき来たとこだから」

笑いながら顔の前で手を横に振ってみせる。

業平くんはホッとしたような顔をして、それから緊張した面持ちになった。

「……多分、もう分かってると思うけど」

そこで言葉を区切り、業平くんが私の目を真っ直ぐ見た。

「赤城さんが好きです。付き合ってください」

……やっぱ告白か。

うーん、業平くんのこと実はよく知らないんだよなぁ。いい人そうではあるんだけど。

それに……多分、私は。

「業平くん」

「?」

「……私も」


その時、言葉を遮るように背後から口を塞がれた。