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第6話

…………ばか!!
ばか!!と言われてショックです

どうも、水瀬湊です。
水無瀬湊
水無瀬湊
はぁ……………。
隣に聞こえないようにため息を付いたつもりだったけどあいにく聞こえてたみたいで、

『なんだよ、なんかあんのか?』

と、木瀬真琴に心配された。

授業中なので会釈で済ませた。
渡良瀬星奈
渡良瀬星奈
むむ…?
数学の問題に頭を悩ませている星奈。

彼女は、すぐ何かを忘れる。

でも、溜め込んでしまうのが心配なところだ。



少しくらい、誰かに話せばいいのに…………
水無瀬湊
水無瀬湊
(別に心配してる訳じゃない…)
さっき思った事との矛盾に笑いそうになった。






先生:これで、今日は帰ってもいいぞ。





この学校は不思議な制度がある。

毎週金曜日は、3時限までは必ず授業を受ける

それからは自由に帰ってもいい、というもの。
水無瀬湊
水無瀬湊
(…帰ろうかな……)
渡良瀬星奈
渡良瀬星奈
何これ、本当に分からないんですけど
ボソッと漏らした声に気が行った。

………やっぱりこいつの勉強を見てから帰るか…。
水無瀬湊
水無瀬湊
教えようか?
渡良瀬星奈
渡良瀬星奈
私の方が、頭i((
水無瀬湊
水無瀬湊
僕の得意科目なんだから、僕の方が出来ますけど?それとも分からないままでいる気?
煽りの混じった口調で言えば
渡良瀬星奈
渡良瀬星奈
っ!………教えて…ください……
負けず嫌いな彼女には少し厳しい言い方をしてしまった。

僕は少し後悔した後にやっぱり優しくした方がいいのだと思った。
水無瀬湊
水無瀬湊
じゃあさ、ここなんだけど~
まず、基礎から。確実にゆっくり頭に入れさせる。

こくり、と頷いたのを合図に応用へ向かう
渡良瀬星奈
渡良瀬星奈
じゃあ、ここは??
水無瀬湊
水無瀬湊
これは〜


ピトッ……
温かくて、柔らかい感触にびっくりした。
渡良瀬星奈
渡良瀬星奈
あ、っ…//////
っぁぁぁぁぁあ゛ッッ

どうしようも無い感情に僕は喝をいれる。

ダメだ、落ち着け湊。これは手だ、ゾンビの手だ
渡良瀬星奈
渡良瀬星奈
ゾンビの手じゃないですぅ〜!!
水無瀬湊
水無瀬湊
笑笑笑笑笑ごめんっ笑
心の声ダダ漏れで、聞こえてた笑














窓から覗かせる、赤い夕陽は静かに沈んでいた。


帰りを告げるチャイムが鳴った。