〈いふside〉
まァ、気ィ張るよな〜....弓だし。
其れにしてもあのレベルを1発で、ねェ...
やっぱりコイツは潜在的に「術」のレベルが高い。
初めて術を使い始めてこれなら、もっと上達する筈。なら...!
ヒラッ....
地上から薄紫の光を纏った「蝶」が飛んでくる。
連絡用の「胡蝶」だ。
あとはほとけが起きた後に伝えるか!!
ほとけを右肩に担ぎ、弓を左手に持つ。嵩張るから今日は刀持ってきとらんのよな〜。ま、「闇ノ音」使えば出るんやけど。建物の縁に片足を掛ける。
左足に体重をかける。
グイッ!
自身の掛け声と共に、俺は空中へと体躯を躍らせた。
耳元を風が切る音が通り過ぎる。
すると。
落下中に目を覚ましたほとけが叫び始める。
正直凍らせてしまいたい程煩い。
「闇ノ音」で空中から地上へと移動する。
みんな上見上げてぽかんとしているw中々珍しい。
あ〜、気ィ失ってるし...wとりま下ろしとこw
んで俺は.....
あ、アニキと目あってもーたwま、いっか!
反応おもろwww
パチッ
困惑してるwww
やはり人間は面白いな。
4人がいる方向に向かって歩を進める。
今の俺の考えは何だったんだ?



















編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!