第40話

参拾伍話
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2024/02/18 08:00 更新
〈ほとけside〉《夜》
今から僕の「伐式」を確認するらしいんだけど....
_水神@みなかみ_ ほとけ
水神みなかみ ほとけ
なんで僕こんな高い所に登らされてるの?
_蒼乃@あおの_ いふ
蒼乃あおの いふ
ほとけの伐式が遠距離系だから。
_水神@みなかみ_ ほとけ
水神みなかみ ほとけ
へ〜?
なぜか屋根の上に登らされた僕。んで、隣にはいふくん。さっき「何で?」って聞いたら....
_蒼乃@あおの_ いふ
蒼乃あおの いふ
お前は長距離の伐式やから近距離に敵が来たら戦いにくいんよ。だから近距離もいける俺がいるって訳。
_蒼乃@あおの_ いふ
蒼乃あおの いふ
まァ、護衛って事やな。
だってさ。で、ないちゃんたちは.....
怪異
グォォアァァァ!!!!!!!
_桃城@とうじょう_ ないこ
桃城とうじょう ないこ
.....む....〜......!!!!
_白霧@しらきり_ 初兎
白霧しらきり 初兎
いむく〜ん........!!!!!!!
_水神@みなかみ_ ほとけ
水神みなかみ ほとけ
うわ、マジで連れてきたじゃん.......
《数分前》
_獅黒@しぐろ_ 悠佑
獅黒しぐろ 悠佑
やっぱりそこら辺の怪異倒すのがええんちゃう?
_白霧@しらきり_ 初兎
白霧しらきり 初兎
せやな〜....じゃあ俺とないちゃんで怪異おびき寄せるわ!
_桃城@とうじょう_ ないこ
桃城とうじょう ないこ
え!?なんで俺!?
_蒼乃@あおの_ いふ
蒼乃あおの いふ
そうと決まったら早速配置決めるで〜!
_桃城@とうじょう_ ないこ
桃城とうじょう ないこ
俺の意見....?
_水神@みなかみ_ ほとけ
水神みなかみ ほとけ
大丈夫、僕にも無いから...
って訳で怪異を引き寄せてきました....
にしてもあの怪異....
_水神@みなかみ_ ほとけ
水神みなかみ ほとけ
大き過ぎない!?僕が射るの!?
_蒼乃@あおの_ いふ
蒼乃あおの いふ
当たり前やん。じゃ、あとはほとけの尺度でやってもろて。
_水神@みなかみ_ ほとけ
水神みなかみ ほとけ
!!
僕が射なくっちゃ.......ないちゃんと初兎ちゃんが死んじゃう。
_水神@みなかみ_ ほとけ
水神みなかみ ほとけ
スウッ......
浅く息を吸い込み、言葉を息に乗せて紡ぐ。
_水神@みなかみ_ ほとけ
水神みなかみ ほとけ
伐式「雲鏡うんきょう」。
僕の周囲に淡い水色の光を纏った矢が現れる。
それをいふくんから貰った弓に掛けて。
スッ…
静かに構える。
_桃城@とうじょう_ ないこ
桃城とうじょう ないこ
やべ....もう走れない........
_白霧@しらきり_ 初兎
白霧しらきり 初兎
ちょいキツイな..........
※2人はフルマラソン2回分を全速力で走っていた
_白霧@しらきり_ 初兎
白霧しらきり 初兎
(もうちょいで悠くんが居る終着点.....それ迄にいむくんがコイツ怪異を倒せんかったら.....いむくんは「不合格」......)
_白霧@しらきり_ 初兎
白霧しらきり 初兎
伐式「胡蝶こちょう」ッ!
フワッ......
_桃城@とうじょう_ ないこ
桃城とうじょう ないこ
え、蝶!?
_白霧@しらきり_ 初兎
白霧しらきり 初兎
連絡用の伐式や!!とりあえず...悠くんッ!
_獅黒@しぐろ_ 悠佑
獅黒しぐろ 悠佑
《初兎!!ほとけは!?まだ撃ててないんか!?》
_白霧@しらきり_ 初兎
白霧しらきり 初兎
《まだやッ!俺らもそろそろ悠くんの所に着きそうやッ!》
_獅黒@しぐろ_ 悠佑
獅黒しぐろ 悠佑
《そうか....分かった。あと少し耐えろ。》
_白霧@しらきり_ 初兎
白霧しらきり 初兎
《分かった!!》
残された距離はあと少し....
_白霧@しらきり_ 初兎
白霧しらきり 初兎
いむくんッ.......
キリキリキリ.....
心を落ち着けて弓を引く。

弓なんて持ったけど何故か馴染む。
_水神@みなかみ_ ほとけ
水神みなかみ ほとけ
決めた。
あの地点に来たら射る。
_蒼乃@あおの_ いふ
蒼乃あおの いふ
...........。
隣でいふくんが見守ってくれている。それだけで十分心が落ち着く。
_水神@みなかみ_ ほとけ
水神みなかみ ほとけ
スゥーッ......。
ないちゃん達が「地点」を通った。
_水神@みなかみ_ ほとけ
水神みなかみ ほとけ
今ッ!!!
ヒュンッ!!!
矢は、僕が定めた軌道で真っ直ぐに飛んでいく。そして。
怪異
ギィ"ェ"ァ"ァ"ァ"ァ"ァ"ッ"!!!!
凄まじい断末魔と共に、怪異は消えていった。
_水神@みなかみ_ ほとけ
水神みなかみ ほとけ
ほッ.......
ふと地上を見ると、地面に寝転ぶないちゃんと初兎ちゃんの姿が。そしていつの間に来たのか、アニキが2人に水を渡している。

僕が地上の様子ばかり眺めていると。
ポフッ.......
_水神@みなかみ_ ほとけ
水神みなかみ ほとけ
!!
_蒼乃@あおの_ いふ
蒼乃あおの いふ
良くやった。
いふくんが僕の頭に手を乗せて撫でてくれる。
僕の手より遥かに大きな手。
_水神@みなかみ_ ほとけ
水神みなかみ ほとけ
(あったかい.....)
それで緊張が解けたのか、僕はゆっくりと眠りの渦に吸い込まれていった.....。

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