第27話

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2020/05/01 02:45
友達
……〜ぃ
友達
……ぉーい
友達
あなた〜
あなた

……ん……







完全に寝てしまっていたらしく


起きたらもう宿泊予定のホテルに着いていた。


バスの中はもう私と友達だけで

みんなは先に行ってしまったらしい
あなた

ごめん!!
寝ちゃってた!!

友達
いいのいいの!
さぁ、行こ!



そうして荷物をもち

バスをおりると

先生が居て


他の生徒はみんなもう居なくて
不死川先生
不死川先生
お前らが最後だ。
受付行って鍵もらってこい
友達
は〜い!!



友達に手を引かれるがまま

ホテルの中へ入り込む。


一瞬だけ先生と目が合った気がしたけど

何を言うことも出来ず

受付を済ませそのまま部屋へと向かった。























そして
部屋に荷物を置き



直ぐに出る準備をする
友達
やばい。
遊園地楽しみすぎる
あなた

本当だね。
もうしばらく行ってないし





多分私たちが1番最後だろうから
さっさと支度を済ませ

ロビーへ向かう


















不死川先生
不死川先生
よーし。
全員揃ったなァ
行くぞォ






遊園地までは徒歩で向かう


このホテルが遊園地のすぐ側とあって


ジェットコースターのレールなどがもう
既に見えている




あなた

ねね!!!!!!
あれ乗ろうよ

友達
あのなっがいジェットコースター?
あなた

うん!!
嫌いじゃないでしょ?

友達
もちろん
好きだよぉ〜、乗ろっか!!





友達も同じく絶叫系が好きなので

とりあえず絶叫系をコンプリートすることを
目標に向かった。















不死川先生
不死川先生
よく聞けよォ
こっからは自由行動。
変なことすんじゃねぇぞ。
特に男子…かわいい女見つけても
ナンパなんぞすんなよ……
女子もそんなことされても
ホイホイついて行くなよ。

不死川先生
不死川先生
今が
午後2時だから
午後8時までは自由時間。
午後8時になるまでにここに来い。
分かったかー?






思ったより自由時間が長かったのが
嬉しいのか
みんないつもより返事の声が大きい。







絶叫系で有名なこの遊園地。
こんだけ時間があれば
まじで全部乗れるかもしれない。


そしてみんなが走って
中へ入っていくから
私達も走って中に入ることにした。




そして先生をちらっと見ると
ほかの先生と何か話していて
話が終わった瞬間
女子に囲まれていた。




とりあえず
今は楽しむことだけを考えよう。

先生と一緒に居たかった。
という思いを何とかかき消し
まず1個目の絶叫系へと向かった

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