第6話

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2020/04/02 13:25
不死川先生
不死川先生
まさか
その子が俺の生徒になるなんてなァ





そういい


優しく微笑み
不死川先生
不死川先生
ずっと会いたくて
お礼を言いたかった。
あの時の弟を助けてくれて
ありがとなァ…



そういい

頭をくしゃくしゃと撫でてくれた





















まさかあんなに遠くにいた



先生がこんなに近くにいるなんて、










しかも昔知り合い……




















夢のような時間だった。



















大好きな先生が







今、目の前にいる。
不死川先生
不死川先生
そんじゃ俺
今から職員会あるから行くな。




そういい席を立った先生。





不死川先生
不死川先生
じゃあな、あなたちゃん
日誌書き終わったらすぐ帰れよォ






そう意地悪そうに微笑み職員室へと向かった。












夢のような現実が









受け止めきれずに









1人になった瞬間









体の力が抜け








机に突っ伏してしまった





あなた

あぁ……緊張したぁ……ッッ



















未だにバクバクしている心臓。









何とか落ち着かせ








日誌を最後まで書き







教室をあとにする。

























今日は本当に色々ありすぎて





びっくりしたけど









本当に幸せな1日だったなぁ……

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