長らく電車に揺られ
ついに学校に到着。
そして
正門入ってすぐにある
大きな掲示板で
クラスを確認する。
そして
教室へと向かう。
1年の時一緒のクラスだった子達も結構いて
HRの時間になるまで喋っていた。
そしてチャイムがなり
みんなが席へと戻る。
そしてついに……
HRの時間となるため
担任の先生が入ってくる。
心拍数がグングン上がる。
どうか……
不死川先生でありますようにッッ
そして教室のドアが空いた瞬間
悲鳴のような歓声が教室中から
湧き上がり
自分の元へと寄ってくる
女子生徒を引き剥がしながら
教壇へと上がった先生
そして机に両手をつき
そう言ったあと
じゃあ、1年間よろしくなぁ。と言った先生。
前に座っている女子は泣いてる子までいる。
実際私も嬉しすぎて泣きそう……
そして一人一人名前を呼んでいき
次に私の名前が呼ばれる時
先生が、出席簿を見た後
私をちらっと見た。
そして何事も無かったかのように
名前を呼び……
……なんだったんだろう。
気にしすぎ?私の。
そう言い残し教室をあとにした先生。
ついに
先生から名前を呼ばれる日が来たよ。。
名前を呼ばれるだけで
こんなに幸せになれるなんて……ッッ
そして教壇に置かれた日誌を受け取り
日誌を書く。
今日は午前中で学校は終わりだから
みんな帰り支度をしている。
あっという間にみんな居なくなり
教室に1人になってしまった。
初日だからあんま書くことないけど
今日の喜びを日誌にびっしり書いとこう。
窓際の席ともあり
外を見ると
帰っている子や
部活をしている子がみえ
そんな皆を見るだけで
何故か幸せな気分となり
一人ニヤニヤしていると
肩をトントンとされ
振り返ると
あまりにもびっくりし
声が全く出ず
そう言いながらフッと笑った先生。
私の前の席の椅子に跨り
私の方に向いて座ったから
至近距離の対面となり…
そういい
私の机に頬杖をつき
じっと見つめられ
え?私
不死川先生となんか知り合いだっけ……?
思いがけない出来事が起こりすぎて
ショート寸前の頭で
何とか考えるが思いつかない
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!