何故か微妙に気まずい空気が流れ……
2人がけのソファーに
少し先生に距離を置き腰を下ろす
……なんか
すごく緊張する
ガッチゴチに固まってる私と
ソファーに全身を委ね足を組んでいる先生
今になってあの時なぜベストタイミングで
助けてくれたのか気にりそう呟くと
ぼそっと先生が
まぁ、あいつには色々相談してたから……と言っていて
明らかに動揺している先生。
……どうしたんだろう
そしてまた沈黙が続き
どうしたものかと考えていると
そういいおもむろに立ち上がった先生
自分の荷物の近くへ行き
大きな紙袋を手にし
ソファーへと戻ってきて
これって……
そう渡されて
考えもしなかった展開に
動揺し噛みまくってしまった
そういうと先生は
目を見開き、一瞬固まったけど
直ぐにいたずらに微笑み
手で口元を抑えながら
顔をそっぽ向け
頭を軽くチョップされ
もしかして……と
一気に体中の温度がグッと上がる
すると腕を引っ張られ
ギュッと抱きしめられた
そういわれ
嬉しさのあまり涙が溢れてきて
そうして
少し離れ
互いの目線が絡み合い
そっと唇が触れた
前、とはおそらく
お泊まりした日のことだろう……
続き……って、
戸惑いながらも小さく頷く
すると
息がかかるほどに近づき耳元で
そうして
1枚1枚脱がされ
恥ずかしさのあまり隠すと
すると
先生も自ら上に着ていた服を脱ぎ
筋肉質でキュッと引き締まった綺麗な体が見え
その甘い雰囲気に負け手を退けると
優しく体中にキスをする
その度体の奥深くが疼くように震え
共に快楽へと変わってゆく。
そして
先生のものが中へと入ってきて
お互い声を抑えるのに必死で
でもそのスリルが2人を高揚させ
先生からもれる吐息がなんとも色っぽく
ドキドキして
このまま死んじゃうのかな、と思うほどに
幸せだった。
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。