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第17話

生と死
手術の翌日
プルル プルル プルル 〜
藍沢耕作
藍沢耕作
はい。
藤川一男
藤川一男
藍沢?あなたちゃんの意識が戻った。
藍沢耕作
藍沢耕作
すぐ行く。
藍沢耕作
藍沢耕作
気分はどうだ?
あなた

藍沢耕作
藍沢耕作
昨日、君は脳腫瘍の説明中に倒れた。
脳が圧迫されて軽く意識が飛んでたんだ。お母さんの希望で腫瘍の摘出手術をした。もう頭が痛くなることはない。
あなた

藍沢耕作
藍沢耕作
ゆっくり休め。
あなた

…私、長い夢を見てた。もう死ぬのかなって思った。手術なんてしなくていいって、もう充分って思ったけど、やっぱり怖い。死ぬのは怖い…

藤川一男
藤川一男
で、でも!脳腫瘍を摘出して死ぬことはないんだよ?
あなた

手術なんて100%成功するなんて限らない。
もう嫌だった…死の際にいるのはやっぱり怖いよ…

藤川一男
藤川一男
あなた

いつも考えてるの。死ぬってなんだろう。生きるってなんだろう。今、生きてるからこそ話す事ができる。勉強できる。

あなた

ねぇ、藍沢先生?
生きるってなに?死ぬってなに?
私はもうわからないよ…

藍沢耕作
藍沢耕作
あなた

できる事なら死にたくない。私、情緒不安定だよね。こんなこんな想い…

藍沢耕作
藍沢耕作
俺は医者だ。でも今の俺の技術、今の医療では君を治療することはできない。
すまない…
あなた

藍沢先生のせいじゃない。
わかってる、わかってるけど…
…ごめんなさい、1人にして…

そしてあなたは泣いた。泣き続けた。
誰にも聞こえぬように声を押し殺して。
でも藍沢達には分かっていた。
近づいてくる"死"にあなたは不安と恐怖が隠せなかった。
後1ヶ月、あなたの最期の1ヶ月となる。

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ゆいな
ゆいな
高2女子です!一日中コード・ブルーの事を考えています♡ コード・ブルーに夢や希望をたくさんもらいました。 感謝してもしきれません、ありがとうコード・ブルー
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