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第26話

辛い日々
数日後
朝のカンファレンスにて
白石恵
白石恵
じゃあ次、藍沢先生。
藍沢耕作
藍沢耕作
HCUの堀部あなたさん。
一昨日から鎮痛剤の効果が薄れてきて、痛みがひどくなってきてます。
白石恵
白石恵
あなたちゃんに関しては辛そうな表情をしてる時が多い気がします。精神的な部分も注意深く見ていきましょう。
白石恵
白石恵
これで朝のカンファレンスは終わります。じゃあ解散で。
冴島はるか
冴島はるか
藍沢先生、白石先生。
カンファレンスの前にあなたちゃんの様子を見てきたんですけど…
白石恵
白石恵
どうかした?
冴島はるか
冴島はるか
起き上がるのも辛そうで…。トイレに行くのも大変になるかもしれません。
藍沢耕作
藍沢耕作
…車いすに座ってるのも辛そうだった。
白石恵
白石恵
…そう。わかった。
冴島さんも気にかけてあげて。
冴島はるか
冴島はるか
はい。
〜お昼
はぁ…。
白石恵
白石恵
堀部さん?
あぁ、白石先生。
白石恵
白石恵
毎日お見舞い来ていただいてますよね。
そりゃもう。私には病院に来てあなたの側にいることしかできないですから。
白石恵
白石恵
そうですか。
でもあの子は毎日来なくてもいいって言うんです。家に1人でいる弟の心配をしてて。昔からそういう子でした。自分より人の事。そんな性格のせいで理不尽な事もたくさんありました。
白石恵
白石恵
でも自慢の娘です。人の事を大事に想える子に育ってくれた。優しい子に育ってくれた。これ以上の幸せはありません。
白石恵
白石恵
人の事を想えるってなかなかできることじゃありません。ほんとに尊敬します。あなたちゃんの人柄は。
…はい!
あ、藍沢先生は…?
白石恵
白石恵
藍沢は外来の診察中です。
なにか?
一言お礼を言いたくて…。あなたは今、起き上がるのも辛そうで話すのも大変そうなんですが私に何度も言うんです。藍沢先生に救ってもらったって。もちろん命の事だけではありません。藍沢先生は自分のすべてを受け止めてくれるんだって嬉しそうに話してくれました。
白石恵
白石恵
藍沢はいつもあなたちゃんの事気にしてました。1人の医者として、1人の人間として向き合ってると思います。
白石先生や他の先生方にも感謝しています。ありがとうございます。
白石恵
白石恵
お礼を言われるほど、私はほんとに何も…
いいえ、ここの病院でよかったです。
じゃあHCUに戻ります。
白石恵
白石恵
また何かありましたらおっしゃって下さい。
はい。
〜夕方
あなた

ふぅ…

藍沢耕作
藍沢耕作
辛いか?
あなた

あー、藍沢先生…うん…ちょっと辛い

あなた

ふぅ…お母さん、さっき帰ったの。

藍沢耕作
藍沢耕作
そうか…
あなた

…先生

藍沢耕作
藍沢耕作
なんだ?
あなた

痛み…どんどん…強くなってる気が…する。

藍沢耕作
藍沢耕作
薬の耐性ができてあまり効かなくなってる。壊死も進んでる。
あなた

…うん。わかってる。…わかってるけど…やっぱり怖いね…死ぬのは…怖い。

藍沢耕作
藍沢耕作

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ゆいな
ゆいな
高2女子です!一日中コード・ブルーの事を考えています♡ コード・ブルーに夢や希望をたくさんもらいました。 感謝してもしきれません、ありがとうコード・ブルー
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