俺は小さい頃からあなたとテテ、ジミンと一緒にいた
あなたは小さい頃からかわいくて。
泣き虫で。
転ぶとすぐなくし
傷がなくてもね?
すこしわがままなところもあって。
あと。優柔不断で
いっつも迷ってる
で、俺達がそれを頼んであげたり。
買ったあげたり。
それが日常
いつも笑顔で
太陽のような存在
でも。怖い話が大っ嫌いで
テレビで見たり。友達から聞いたりすると。
泣きながら
ぐぅたん!
ぐぅたん、、ってずっとくっついてきて。
思い出は。
たくさんある。
......................................................
それから。
ある日。
あなたの親は交通事故で亡くなった
その時は…
辛そうで。なにもできない自分を恨んだ
けど。あなたは
ぐぅたんと。じみんとテーくんがいるから。
大丈夫なのッ!☺️って言ってくれた。
それが。その一言が。
俺はすごく嬉しかったんだ。
なんでかって?
俺も親がいないから。
必要とされることも無い。
あなたはこんな俺でもずっと一緒にいてくれた。
必要としてくれた。
テテとジミンの名前が入ってたのは。
ちょっとやだったけどね
おれは小さい頃から。
ずっと
あなた一筋なんだ
どんなときも一緒にいたい
辛い時はそばにいてあげたい
笑顔を誰よりも1番近くで見ていたいんだ
でも。
あなたを手に入れるためには。
テテも。ジミンも。
敵になる
きっとあの二人もすきなんだろうあなたのことが。
でも。仲いい2人でも
あなただけは
譲りたくないんだ
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!