『ゆんちゃん!!』
🐭「…………」
『ゆんちゃんってばぁ!!』
🐭「…………うるせぇな」
『ふふ笑 好き!!』
🐭「むり。」
『……………』
.
🐥「で?今日はどうだった?笑笑」
『だ、ダメだったよぉぉぉぉ!!』
🐥「………笑笑」
🐥「あいつはやっぱり難しいんじゃないかな?笑笑」
🐥「あなたはおとなしく……」
そう言って指さした。
その方向を見ると
じょんぐく君がいた。
🐥「あいつでも好きになってろって笑笑」
『えぇ、なんか私のタイプじゃないもん』
🐥「笑笑」
🐥「でもあいつなら競争率だって低いし、なんならあいつ全く人と喋んないし?笑笑」
🐥「あなたにぴったりじゃん笑笑」
『ちょっとそれどういういm((』
🐥「はいはい、分かったから笑笑」
なんて言って 笑う じみん。
かれこれ じみんとは1年生の頃から仲が良い。
🐥「どう?今日はあなたにとって失恋15回目だけど、カラオケで歌っとく?笑笑」
『うぅぅうたうから!!』
🐥「笑笑」
🐥「決まりね笑笑」
きっとこれからも
じみんとは仲良くできるであろう。
だって今だってこんなに仲が良いのだから。
でもそれは
私の中の幻想にすぎなかった ____ .
いったい私達は
出会う人の どこを 間違えてしまったのだろうか ____ ?
.
.
Prolog end.
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。