👤《さぁ!!みんな今日はたくさん騒いでいくぞ〜!!》
そんな掛け声と共にクラス会は始まった。
🐥「あなた〜!!」
先に来ていて 場所を取ってくれていたっぽい じみん。
『場所取りどうも笑笑』
なんて言ってみると
🐥「んじゃ、1回1000円で笑笑」
『有料はきついなぁ笑笑』
🐥「笑笑」
🐥「そういえば、台本ってどんな感じなの?」
『ん〜、まぁ、とりあえずセリフが書いてある笑笑』
🐥「それ当たり前笑笑」
『あ!!そうそう!!セリフ以外にも、そのセリフでの振り付け(?)とか!!』
🐥「なんだそりゃ笑笑」
🐥「…………あいつ、今はひとりだよ」
そう言って 指さすのはもちろん ゆんぎのことで。
『……でも そよんちゃん、もう少しで来るでしょ笑笑』
🐥「えぇッ笑笑」
『な、なに笑笑』
🐥「なんかめずらしいって笑笑」
『どこが?笑笑』
🐥「いやぁ、いつもだったら真っ先にアタックしに行くのになって笑笑」
『私 レスリング選手じゃないよ( ˙-˙ )』
🐥「笑笑」
🐥「でも、ほんとにそれにはびっくりした笑笑」
🐥「………ずっと俺と一緒にいるけど、誰とも話さなくて大丈夫か?」
『うん笑笑』
『逆にじみなは?』
🐥「うん、俺は大丈夫。」
🐥「俺は お前と一緒の方が楽だし。」
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!