『んん……』
瞼が重い。
目が少しだけ痛い。
きっとこれは 昨日じみなとの通話で泣いてしまったからだろう。
あ、どんな内容だったかって?
そりゃ、一言で表せば
「心の拠り所を見つけた。」
これにすぎないのかもしれない。
まぁ、この言葉の意味はもう少ししたら分かるとして
今日は 平日なため、この腫れぼったい目で学校へ行くことになる。
朝起きれば 弟に
☁「ぬな、なんか目が変だよ?大丈夫?」
なんて言われたから
『かきすぎた笑笑』
とか言って適当に話を済ます。
けれど 今日はそんなんじゃすまなくて
☁「ん〜……」
なんて言って私の瞼をそっと撫でるように触る 弟。
そうそう、弟はまだ中3だからね笑笑
☁「こうなると、少し痛いんじゃない?」
『まぁね』
☁「かわいそうに……」
なんて言って 見つめてくる 弟。
『大丈夫だよ、それじゃ、お姉ちゃん学校行ってくるね』
☁「うん!!」
そうそう、弟の名前は よんじゅん。
とっても可愛いでs((黙
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。