第27話

26話
1,411
2019/02/06 11:39




帰り道は冷たい風が吹いていた。



けれど、なんだか私は暖かくて



きっとこれも じみな のおかげなのだろう。



『それじゃあ、また明日!!』



🐥「うん😊」



後ろから手を振る君が少しだけ見える。


いつも 助けて貰ってばかりの私は君にどれだけのもので償えるだろうか


きっと数えられないくらいあるんだろうな

























次の日になり、また朝が来る。



今日は文化祭の準備が一日中あった。



🐹「あなた、それが終わったらこっち。お願いね」



『は、はいッ!!』



今日は大忙しだ。



そんな中、


🐰「あなたさん!!」



なんて言って私のところにずっとくっついて歩いているのは



『じょんぐく君……笑笑』



🐰「僕もなにか手伝いたいです!!」



『えと……じょんぐくの仕事は終わったの?』



🐰「はい!!もうとっくに終わってますよ!!」



す、すごい……


『そ、それじゃあ……お願いしようかな笑笑』



🐰「はい!!おまかせあれ!!」




そうして 始まったのは



プログラム作りだった。



作業は至って簡単。



紙を束ねてホチキスでとめるだけ。



簡単な仕事だからこそ たくさんの量を頼まれる。



だから正直有難かった。



思ったよりも じょんぐく君はてきぱきと働いてくれたおかげで すぐにそれも終わった。



この作業が終わると、私は劇の練習がある。



少し、いや、


ゆんぎ と顔を合わせるのはとても


気まずかった。








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