🐥「ねぇ あなた」
『どうした?』
🐥「もしも あなたがさ……」
『?』
🐥「僕じゃない人が”今でも”好きだったとしても僕は大丈夫だよ。」
『え……』
🐥「笑笑」
🐥「さて、行こっか?笑笑」
『う、うん……』
私たちはそのまま教室へと入る。
すると、やっぱり てひょん君 と ソヨンちゃん が仲良く話している。
そよんちゃん、本当に ゆんぎ君 はいいのかな?
あの時私が一緒に仲良く話していたから?
それとも、最初から そよんちゃん はゆんぎ君に対して飽きていたの?
🦁「あ!あなたちゃん達!!」
そう言って 手招きしている てひょん君。
私はじみんの方を向く。
すると、じみんは
🐥「ごめん、今はちょっと1人にして欲しいんだ……なんて笑笑」
🐥「だから、あなただけ行っておいで?笑笑」
なんて困ったように笑う。
ここで私の中にはまたひとつ、ひとつと選択肢に迷いが生まれる。
なぜこんなにも私は
あの二人に対して妙な執着心があるのだろうか_____ ?
これはただの 純粋 な恋心?
それとも……
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。