あなたside
····暖かい······
ずっと、ずっとこのままがいいなぁ·····
私はゆっくり目を開けた
え!?な、なんで!?!?
目を開けると、ドアップの道枝くんの顔があった
ち、近くで見ると、本当に、女の子みたい·····
ん!?ていうか、待って待って!
なんで、同じベッドにいるの..../////
あ、どうしよう、起きちゃう
私は咄嗟に目を瞑った
////////
し、し、心臓が......///////
お、起きなきゃ.....
って思ってるのに、体がそれを拒んでいるかのように、動かない
そう言って私は足早にベッドを出た
道枝くんって、一人暮らしなんだよね?
それなのに、すごいなぁ
あ、いけないいけない!
ちゃんとしないと!
そして、朝食を作り終えた
我ながらいい出来かも
そして道枝くんがきた
まず道枝くんは、お味噌汁に手をつけた
まずかったかな.....?
道枝くんは、涙を流しながら言った
ヤバイ
また、この感情
なんだろ......
ドキドキして、苦しくて、あったかい
どうしよう
もっと、もっと、道枝くんのこと
知りたいって思ってしまう
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。