第78話
🌷
〜 勝たんコン 〜
♪ ~
♪ いつもそうよ。
拗ねるときみは。
私の大事な物を隠すでしょ。
その場所は決まって同じだから。
今日は先に行って待ってみるわ。
季節達が夕日を連れて来て
影が私をみつけて延びる・・・。
〜
風雅。聞こえてますか?
この歌詞も気持ちも君に届くように歌ってるよ
〜
♪ ビックリした顔で私をみつめては
急に口尖らせてプイっと外見るの。
ごめんね。と言うと
じゃあこっちに来てよと
ねぇ、ほら見て見て
影が重なった…。
傘がぶつかり真っ直ぐ歩けない。
そんな私を見て笑っているの。
私もやってみせてあげるの。
同じ様に口を尖らす・・・。
優しく笑うきみが
この時間が空間が
泣きたくなるくらい
一番大事なものだよ。
わざと尖らせてる
私にごめんねの返事を待たずに
優しくキスしたの・・・。
これからはちょっとくらいの我が儘。
言ってもいいよ。
でも私にだけよ。
〜
今のままじゃ君に言えない気がする。
だから今のうちに。会えなくなる前に言いたい。
すきと。
〜
♪ 面倒くさいからって
素直じゃないんだから
何で言えないのかな?
好きだよ。
一言よ?
たまには聞きたいな。
今日は私と君が
名字を重ねた日。
愛が芽吹いた日。
la…la…la…
〜
私の分まで生きて欲しい。
私の分までみんなを笑顔にして欲しい。
〜
♪ 虹がキレイだよ。
いや、お前の方が…
テレはじめるきみに。
ありがとう。ありがとう。
〜
あなたの笑顔が大好きです。
あなたの夢がいつか叶いますように。
〜
なんで泣いているのだろう。
風雅が好きだからだ。
風雅の笑顔も、落ち着く低い声も聞けなくなるからだ
なぜか
生きたいと
全力で思った。
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