俺は、
あなたが作ってくれたオムライスを食べた。
それは、とっても美味しくて、
落ち着く味だった。
俺が、学校に言っていた間。
あなたは、家の掃除をしてくれたんだな。
なんて、優しいやつなんだろ。
最初は、変なやつだと思ったけど。
なんでかって?
だって、他の女はみんな俺と目が合えば、
キャーキャー言って近づいてくる。
だが、
此奴は違った。
近寄るな。など言ってきた。
こんな奴は初めてだった。
もっと、此奴で遊んでみたいと思った。
でも、何故だろう。
今では、
そんな感情はなくなって、
その変わり、アイツを想うようになった。
面白いし、可愛い。
一つ一つの行動を見ていたいと思ってしまう。
そして、一つ一つ君のことを
知りたいと思うんだ。__
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。