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第1話

自己紹介
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2019/06/26 12:48
私の名前は緋山美海子(みかこ)。
私は聴覚障害で補聴器を着けて生活をしています。
でも、ほとんど音が聞こえないので私には沢山の危険があるのです。

……キキーーーー……ドーーーン……

??「おい、轢かれたぞ。パトカーと救急車呼んでくれ。」

藍沢「退いてくれ。医者だ。」

??「分かりました。」

藍沢「おい、分かるか?」

美海子「うん。」

藍沢「ん?補聴器?聴覚障害あるのか……。」

美海子「?……あお、おおいあい…。」
訳→→【?……あの、ここいたい。】

藍沢「ちょっと触るぞ。……骨盤折れてるな……。」


そこへ救急車が来た。
藍沢先生は救急隊に翔北の医者であること、翔北に運ぶためつないでもらった。

白石「はい。翔北救命センター。」

藍沢「白石か。」

白石「藍沢先生?遅いけどどうしたの?」

藍沢「出勤中に事故があって、これから翔北に運ぶ。」

白石「分かった。」

白石先生は冴島さんと藤川先生を救急車のほうに向かわせた。

白石「藤川先生、冴島さん、これから白車が来るから行って。」

藤川「おう。」

冴島「分かりました。」


白石「もしもし緋山先生?白車来るから手伝って?」

緋山「もしもし白石。うん。分かった。」

そして緋山先生も来てくれて救急車も来た。

藍沢「名前は分からない。」

冴島「骨盤骨折で救急車内で意識を失ったため挿管してます。」

藍沢「一応頭も見る。」

白石「分かった。藤川先生は骨盤を、藍沢先生は頭をお願い。緋山先生は……。緋山先生?」

緋山「……なんで……。」

白石「緋山先生、知り合い?」

緋山「この子の名前は緋山美海子、28歳。で私の妹。先天性の聴覚障害で補聴器を着けてるけど音は……。」

藤川「そうか。音が聞こえないからか……。」

藍沢「頭は大丈夫そうだ。緋山、妹助けよう。」

緋山「うん。冴島、エコー。」

冴島「はい。」

そして美海子は一命を取り止めた。
緋山先生は仕事以外、美海子のそばにいる。

緋山「美海子、ごめんね。私に会いに来て事故に会うなんて。」

美海子「スースースースースースースー」

緋山「早く起きてよ。美海子。」

美海子「スースースースースースースー」

美海子からは規則正しい人工呼吸器の音が聞こえてくる。

白石「緋山先生、また美海子さんの所?」

冴島「そうだと思います。」

藤川「そろそろ緋山倒れそうだぞ?」

白石「うん……。」

藍沢「仮眠室で休ませるか。」

冴島「そうした方がいいです。」

藤川「俺もそう思う。」

すると緋山先生が4人を呼んだ。

白石「緋山先生、どうしたの?」

緋山「美海子が。」

……トントン……

藍沢「分かるか?」

美海子「あおおいあ、あいあおうおあいあいあ。」
訳→→【あのときは、ありがとうございました。】

藍沢「いや。無事で良かった。」

……トントン……

藤川「骨盤骨折で治るまで時間がかかる。」

美海子「うん。」

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