あなたside
今、私は何をしているのかというと善逸の部屋にいます。でも...
何故か相手をしてくれません。
なので仕方ないから、ちょっとこっちから攻めていこうと思います。
ギュッ
ちょっと〜!それだけー?俺もとかないのー?
グイッ
こっち向かせたはいいものの、私の両手が善逸の顔を挟んでいたので、私は赤くなって固まってしまった。
('-' ).........。
バタッ←ベッドに押し倒される
言い終わる前に私の唇は塞がれていた。
長い。
角度を何度も何度もかえて、唇を重ねてくる。
善逸のトロけるようなキスに頭の中が真っ白になる。
私は呼吸をするだけで精一杯。
もう、善逸の事で頭がいっぱいです。
呼吸が続かない。
善逸の手を握る力が強くなった。
息を整えさせてくれるが、触れていた唇が離れてちょっと寂しい気持ちもある。
どうして、善逸は余裕なの?///
どうして私だけ、精一杯なの?///
息が整ってきたら、すかさずもう一度唇を塞がれる。
苦しい、息が続かないです...!
息を吸おうと口を開けると、善逸の熱い舌がなだれ込んでくる。
それは、私の口の中を舐め回す様に暴れ、私は応えるので精一杯。
すごく幸せ、///、気持ちいいよぉ///
善逸、///大好、///き
善逸side
俺のキスに応えようとしてくれているのが、うれしくて、どんどん攻めていっちゃう。
もう、止まらなくなる。
たまにこぼれる甘い声がとても可愛くて俺をどんどん刺激して、俺があなたで満たされていく。
今のあなたの顔が、真っ赤で、必死なのがすごく伝わってきて、キスしたまま笑ってしまいそう。
可愛い。
可愛くて愛おしくて。
もう、手放すことなんて、できない。
だけど、ちょっと苦しそうに見えるから、
このまま続けるかどうか迷って、そして
離して、抱きしめてあげる。
この程度で息切れしてるようじゃ、
この先は、まだまだ先になりそう。
俺も、結構ヤバイんだけど。
あなたside
幸せだな、、ありがとう、善逸...
私、善逸のおかげで幸せだよ
私を包んでいる、温かい腕の中で私はそんなことを考えながら、いつの間にか眠ってしまった...
善逸がそんなことを言っているのも知らずに......
以上、番外編1でした!パチパチパチ
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。