善逸side
俺のバッカ野郎!
なんであなたを傷付けちまうようなことを言ったんだ!俺は、俺は...ただ、あいつに笑顔でいて欲しいのに
あなた...ごめん、ごめん!俺、最低だな
謝らないと!素直になれよ、俺。
俺ならできる!
あなたのこと、大好きだから...
バタッ
ごめんな、俺のせいで泣いてるんだよな
こんな顔させちまって...
あなたside
あからさまにションボリして、うしろを向いて出ていこうとする。
そこに私は飛び込んだ。
飛び込んだ事に驚いているが、流石に落ち込んでいる。
やばいやばい!こんなに恥ずかしい事を言ってしまったーー!
どうしよっ!善逸引いてないかな?
チラッ
善逸はフリーズしたまま固まっていた。
ど、どうしたの?かな?
ギュッ
いっつも素直じゃなくて、意地悪で...
だけど、たまに優しくて、私を退屈させないそんな
善逸の事が大好きだから、私の事もずーっと大好きでいてね?
こんな世の中だけど、生きていたら、楽しいこともあるんだなって思えるから...
君と一緒なら
~完~
終わり方クソですいませーーーーーーーーん!!!!
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。