蓮の胸の中にいたけど、
なんだか今夜は眠りにつけなくて。
普段ならば、時計の秒針の音も
蓮の呼吸の音だってなんにも気にならないのに。
どうしても寝られないから、水でも飲もうかな。
目黒 「……ん?なに?」
『水飲もうかなって、ごめんね起こしちゃって。』
目黒 「ん、気にしなくていいよ」
『ありがと。』
水飲んだら目が冴えちゃった。
コンビニでも行こうかな。
チョコレート食べたい気分。
蓮に言わな、くてもいっか。
『……行ってきまーす。』
蓮、なんかいるかな。
アイスをふたつとチョコを持って、レジに向かった。
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。