『ねぇ蓮、海行きたい!』
「え、なんで…?」
『なんとなくかな!』
そうです。なんとなくなんです。
いえ、そんなことない ( )
翔太が夜の海は綺麗って言うから、どうしても行きたくて
それにこういう職業だったら昼行くこともできないしね
ちょうどいいじゃんって話。
「寒いよ?」
『いいよ!蓮があっためてくれたら!!』
「……ぁあ、わかったよ。」
あ、これ、蓮照れてるな、とか思ってたら着いてた←
「ん、着いた、大丈夫なの?暗いところ」
『ばかにしてるでしょ笑』
「てか、綺麗だな。」
『だね。』
海面には大きな月がうつってた。
蓮が海見てるのを横から見たら、めっちゃかっこよかった。
ほんとの狙いはこれ。
康ちゃんにカメラ借りて、横顔撮るって約束した!(おい)
いっぱい撮ったろ!!
「あ、今、撮ったでしょ?笑
やめろよな、恥ずかしい…笑」
『え、いいじゃん、蓮モデルしてんだし』
「そうだけど…てかあなたもしてるじゃん。俺が撮るよ。」
『え、』←
このあとパシャパシャ撮られ、なぜかカップル写真のようなものも撮られました ( )
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。