私は晴れて高校生になる。
中学の時に嫌なことがあり不登校気味だったが
勉強は出来ていたので高校にはすんなりと入れた。
そこである男の子と再会したんだ。
「.......」
入学式。私は緊張と不安から気分が悪くなっていた。
こっそり先生に言おうと思うも勇気がでない。
「新入生起立ー」
司会の声。
「.....」
(あ....立たなきゃ....)
力を出して立ち上がるも、私はその場に倒れてしまった。
「美...音っ!」
微かな意識の中私を呼ぶ男の子の声が。
(あれ?どっかで聞いたことある....)
と思いつつ私は意識を完全に失った。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。