第5話

はじめての
490
2020/02/01 14:11
おはようせかい

今日は初めてのリリースイベント
本人に会えるとか…うぅ……(涙)
ライブでは何度も見てるけど良席なこと無くて双眼鏡やライブカメラ越し、、

そんな気持ちで朝を迎えベットからでた

髪の毛をふたつに結び、
緑のリボンをつけて、
イヤーカフをつけて
メイクをして、
何度も鏡で確認して
持ち物確認して

よし、!
もやもやした気持ちを抑え込み家を出た
メールで知らされている住所を確認し駅に向かい電車に乗る

どんな対応をされるんだろう
私を覚えてくれているだろうか
何万人といる中で
たった1人の私を。

そんなことを考えながら電車に揺られて目的の駅までついた。再度住所を確認しそこへ向かう。
メールで知らされた住所へ向かうと

○○会館

と大きな看板。

(よし!ここか…)

中に入って聞いてみると会場へ案内された。

再度メールを確認し席へ
(わ!前から2列目…!前の人が小さいから良く見えそう!)



司『こんにちは早速うらたさんの登場です』

うらた「こんにちは〜!」

(ほ、本物のうらたさんだ!わぁ…!どうしよう……いや別にどうしようもないけどどうしよう:( ;˙꒳˙;):)

そんなことを思っていても会話はどんどん進む

思い出話、少しの歌、全てが幸せだった

司『えー、それでは!今から握手会の方に移させて頂きますのでお並びくださーい』

(え?!握手?!)

そう、このリリースイベントは握手会も合同なのだ。よく調べてもいない私は困惑しつつも列にならんだ

「〜!〜!/////」

『〜!!〜☺️』

うっすらと会話が聞こえてくるけど内容はわからない

でも確実にうらたさんの声だ

《次の方お進みくださ〜い》

私の番がきた。

ギュゥッ
心臓が締め付けられて苦しくなる

(ダメだ。今逃げてどうするの。ちゃんと覚えてもらって帰らなきゃ…!)

苦しさをぎゅっと押えて部屋へと入った



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リリースイベントの話ですが主は一度も行ったことがありませんし当たったこともありません。なのでこんな感じなんだろうな〜程度の想像などで書いています。事実とは異なります。ご了承ください。

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