...ぅあ〜よく寝た〜!!
って...ここ何処?
さっき、神ちゃんたちと居たのに
誰も居ない
また独り...?
...よぉ、お嬢ちゃん
!?だ、誰...?
なんだぁ...俺のこと知ってると思ってたのになぁ...(笑)
...誰なの
俺は、君のお父さんを殺した犯人だよ
交通事故じゃなかったの…?
(笑)なわけないじゃん
...なんでそう言いきれるの
俺は君のお父さんを恨んでたから
だから何よ...
だから、殺した(笑)
俺の手でじゃないよ?
じゃあ誰なの
君のお母さん
...嘘つき
嘘じゃないよ。俺は君のお母さんの夫だから。俺が殺して?って言ったの
お父さんを殺した理由は分かった。じゃあ、なんで私をここに連れてきたの
それは言えないなぁ
何で...?
ワケがあるからさ
私を殺してどうするつもりなの...?
君の身近な人にアピールするんだぁ♪
俺があなたを殺したよ♡って
何で名前を...
もちろん、君の両親からだよ
いつも話し聞いてたんだよねぇ。あなたちゃんについて
...私を殺したって、得しないよ
俺にとっては得だよ?社長の娘を殺したって言ったら皆大騒ぎだよねぇ...
一方...
あれ?あなたちゃんは?
確か神ちゃんあなたの横に座っとったよな?
俺ちゃうで?メンバーが運ぶんかなって思っとったから鍵開けに行ったで
でも神ちゃんみたいな服装の人があなた抱えてたで?
ホンマにちゃうん?
ホンマにちゃうで!信じてや!
神ちゃんちゃうよ?俺、神ちゃんが鍵開けに行った時俺もついてったから
確かに、しげと神ちゃん居ったな
だったら誰なん?
とにかく警察や
せやな
...助けて
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。