第41話

あなたと君と、あの子について
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2019/06/05 10:21
──やっと、2人に話せた。

私がずっとかくしていたことを。


なんだかすっきりした。

こういうのを、肩の荷がおりるって言うのかな?
























ねえ、悠斗。






どうして、あなたはそんなに優しいの?

どうして、私のそばにいてくれたの?

行方不明じゃないって、誰かに言ってても良かったのに。

私の要求を断っても良かったのに。





ねえ......わかんないよ。

どうしても、あなたのことは分からない。


血はつながってるはずなのに......って、そんなの関係ないのかな。





理由は......私がいとこだから?

それとも、あなたがいわゆるツンデレってやつだからかな?






なーんて。


君に言ったら怒られそうだなあ。



でもまあ、色々ありがとうね、悠斗。



ほんとに、すっごく感謝してる。



あなたが居なかったら、私はこの現実にえられなかった。






ありがとう。

大好きだよ。

あ、もちろん、家族として、だけど!























ねえ、渉。






前から聞きたいことがあったんだ。

ちゃんと秘密ひみつを話せたら、聞こうと思ってたこと。





──君に、覚悟はある?

本心を、自分を見せる覚悟。



誰に......って?

わかんない?

君が特別な感情を持ってる子、だよ。



......ああ、なんだ。

やっぱり合ってたんだ......。





私や悠斗に見せてる"自分"と、そらに見せてる"自分"。

違うんでしょ?






......君が優しいのはちゃんと知ってる。



でもね、下手な演技だと始めはダマせても、その内バレちゃうんだよ?

どこかから、くずれていって。



まあ、多分君は、そらの前だと昔のままの自分が出てきてしまう。

そういうふうになってしまっているんだろうけどね。






......大丈夫だよ。



あの子は、私みたいにうそを平気でいたりしない。

だから、君を嫌うことはまずないんじゃないかな。



......え、なんで分かるかって?



なんででしょ〜かっ。

自分で考えてみなよ。

多分、すぐに分かるから。
























──"リア充"ってことが、ね。笑




































ねえ、そら......。

また、会えるのかな?

私は、まだここから出られそうにないけれど。

あとちょっと。

あとちょっとで、会える気がしてるんだ。

なんでだろ。


また会えたら、色んなことを話したい。

もちろんはじめにちゃんと謝って。

恋バナとか......しようね?

ふふっ......楽しみだなあ......。



















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どうも作者です......。


ただでさえ更新遅いのに、最近更に遅くなっててすみません🙇🏻

また、話が長引いてしまってるのも......。

色々と申し訳ないです......。🙇🏻🙇🏻🙇🏻

こんな作者ですが、これからも読んでいただけたりしたら
泣くほど喜びます。


ところで、

どこに恋愛があるんだ、と言われそうなこの小説ですが、
次回からはやっっっと本来の主人公が出てきます。

良い恋愛ネタを持ってる友達に相談しつつ、早めの更新が
できるように心がけます。


よろしくお願いします......。

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