第11話

🐰
100
2020/08/20 08:57
🌸「え、嘘でしょ」
目の前のありえない光景にそんな言葉が漏れた。きっと、ここにいる人が思ったことだろう。
ゴールまで距離があって、バスケ部の子でもそこからシュートを打つのは難しいはずなのに。
放たれたボールは綺麗だ弧を描いて·····。
__スパッ!
と、ゴールに吸い込まれた。
シュートが決まった瞬間、体育館内がざわめく。
男子たちはびっくり。女子たちは、グクくんかっこいい!的なことを口にしている。
🍑「グクくんって、ほんとなんでもできちゃうんだねー」
🌸「普段から本気出せばいいのに」
一緒に見ていたモモと、そんな会話をしていた。
Next➥

プリ小説オーディオドラマ