バスから降りるとそこは、休憩所のようなところではなく、ただただ開けた場所だった。
焦凍:こんなとこで何すんだろうな。
零:そうだね、、、
、、、そこには、4人グループのヒーロー、ワイルドワイルドプッシーキャッツの2人が来ていた。
話を聞くと、、、うん。
これから大変みたい。
多分、ここから山の麓の宿泊施設まで歩きで行けと言うことだろう。
、、、遠くない??
私たちは、ヒーローの個性によって崖から落ち、魔獣の森?という森を抜けることになった。
、、、轟くん、カッコいいなぁ、、
無個性の私には、すごい魔法を使っているようで。
そして、この森。
何故かいつもより動けている気がするのはどうして?
どこか懐かしいのはどうして?
でも、少し怖いと思っているのはどうして?
麗日:やっと着いたぁ〜!!
砂藤:何が3時間ですか?!
ヒーロー:あぁ、それ私たちならってことね。
砂藤:実力差自慢かよ、、、
零:皆お疲れ様。私なんて、あんまり活躍できなかったから皆ほど疲れていないと思うし、、。なんか、申し訳ないな。
緑谷:何言ってるの夕凪さん?!あなた素手であの土魔獣よね?!
切島:そうだぜおい、、、痛くねぇのかよ、、女の子なんだぜ?!
零:どうしてだろう、、慣れてる?のかな、、?
上鳴:なんだよ慣れてるって、、
ヒーロー:まぁ、そこの女の子も含めて素晴らしい戦い方だったわ!実践のおかげかしら??
緑谷:っ、、(あれ?夕凪さんも何かあったのかな、、)
零:(実践?そんなの私、したことなんて、、)
相澤:この後はバスから荷物取れ。んで飯。その後風呂だ。
皆:はい!!
切島:うんめぇ!!米がうめぇ!!
上鳴:これ土鍋かなぁ?!
切島:これ土鍋っすかぁ〜!!!
ヒーロー:え、、そうだけど、、なんか変なテンションになってるね、、
麗日:うっそ、そんだけ?!もっと食べた方が良いよ零ちゃんっ!!
響香:そうだよ、、これは流石にない。もっと食べな。
零:えぇ、もう私は大丈夫だからさ、気にせずに食べてよ。
蛙水:この量は気にせずにはいられないわ。
三奈:そうだよ〜!!ご飯一杯とかありえないから!!お昼抜いたんだからさ、気にせずに食べちゃおーよ!!
零:私はもう大丈夫だから、、ね?
女子:ウゥン、、、
麗日:あっ!!
零:?
焦凍:もっと食った方が良いと思うぞ、俺も。、、、これで良いのか?麗日。
麗日:うん!!零ちゃん、これだけしか食べへんから心配で、、
焦凍:すくねぇな、、明日も訓練あるんだし、ちゃんと食っといた方が良いと思うぞ。
零:あっ、え、えっと、、、
女子:ニヤニヤ、、
零:わ、、分かった、、////(轟くん出すとか、ズルいよね、、)
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!