第19話

十九話
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2020/10/31 23:36
緑谷:取った、、、!
緑谷くんは見事、轟くんから1000万ポイントの鉢巻を取った。

そして私たちがまた1位を取り戻すと思っていたが、、、、、
零:待って、、それ、1000万のじゃないです、、

緑谷:え、、、、、、?!
どんどん緑谷くんの顔が険しくなる。
緑谷:ごめん、、ごめん、、

八百万:緑谷さん甘いですわ!!!

零:もう一回、、もう一回やろう。

緑谷:っ!!うん!!

麗日:よっしゃ、やったろ!!

常闇:あぁ。
もう一度、足に全てを賭ける。

重心を前に置き、

『雷の呼吸 壱の型 霹靂一線』

と誰かが言う。

その瞬間、私たちはさっきよりも速いスピードを出して轟くんのチームに向かった。
プレゼントマイク:後10秒!!!10、9、8、、、、
そして、緑谷くんは取った。

それは、、、1000万ポイントだった。
焦凍:っクソッ、、、!

八百万:そんなっ!!

爆豪:こんのクソデクガァぁぁぁぁ!!!!

プレゼントマイク:3、2、1、0ォォォォ!!!!緑谷チーム、1000万ポイント取り返して1位!2位は轟チーム、3位は爆豪チーム、4位は、、心操チーム!!!

緑谷:ホント、、本当に皆ありがとう、、、!

麗日:そんなことあらへんよ、でも、零ちゃん凄かったやねぇ!

常闇:あぁ。どうやって走ると先ほどのように速く走れるのか、、

零:誰かが、、教えてくれた気がするんだよなぁ、、

緑谷:誰なんだろう、、僕も教えてもらいたいなぁ、、

零:思い出したら、言うね。

緑谷:ありがとう!!!

プレゼントマイク:お昼休憩だぜぇぇぇ!!!
、、、ご飯を食べ、今はレクリエーション中だろう。

しかし私は参加していない。

どこか、静かにゆっくり休める場所はないだろうか、、、

と探している途中なのだ。

すると、見つけてしまった。

轟くんを。

しゃがみ、俯いている轟くん。

これはダメだ、引き返さないと。

そう思い、こっそりと足音を立てないようにゆっくり後ろに下がった。、、、が。
焦凍:夕凪、、、?

零:ビクッ、、、あ、そ、その、ごめんね?邪魔しちゃったよね、今すぐ違うとこ行くから、気にしないで、、

焦凍:いや、、別に邪魔だなんて思ってねぇよ。

零:そ、、、そうかな、、それなら良かった、、、じゃ、じゃあ私はこれで、、(あぁもうなんで?!好きな人なんだから、もうちょっと轟くんと一緒にいなさいよ私!!ほんっと馬鹿!!)

焦凍:なんでだ?邪魔じゃねぇって言ってんだろ。こっち来いよ。

零:え、、、

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