零:そ、そう、、とは、、限らないと思うけど、、、、
焦凍:?じゃあ、夕凪は結城のこと、好きじゃねぇのか?
零:そ、そう言うわけではなくて、、、!「好き」とか、、告白されたとき、分からなくて、、だから、お試しでってことで付き合うことになったの、、
焦凍:そうだったのか、、、
零:で、でもね、籟くん優しいし、私のこと思ってくれてるって伝わってくるんだよ。だからさ、尚更、、
焦凍:尚更?
零:もう、戻れない感じがして、、
焦凍:夕凪は、戻りてぇのか?
零:えと、、も、戻りやすい環境には、、いたいかな。
結城:え、、、、?
零・焦凍:?!
結城:それって、、どういう、こと?
零:籟くん、、、?!
焦凍:、、、
結城:零は、俺のこと好きじゃないの?好きだから、前あぁ言ってたんだよね?好きだから、俺に溺れすぎちゃわないようにって言って、、キス、できなかったじゃん、、
零:っ、、
結城:あれは、ただ俺のこと好きじゃないからなの?
零:ち、違うのっ!!
結城:何が違うって言うんだよ、、それで、その隣のやつ、、確か、轟焦凍だろ?体育祭で2位だったやつ。そんで、No.1ヒーローになるエンデヴァーの息子、、、!
焦凍:っ、、
結城:零は、そいつのことが好きなの?なんでそいつと一緒に登校?俺とは一緒に登校してくれたことなんてないのに、、
零:と、轟くんは同じクラスなだけで、、、!
結城:別に、寮なんだから、俺と零の住んでるとこだってそう遠くないでしょ。
零:だ、だって、、雄英から近いから、わざわざ待ち合わせして行かなくても、、と思って、、
結城:ふぅん。、、、で、零の好きなやつは轟なわけ?
零:ち、違っ、、、!////
焦凍:違うぞ。、、最近、夕凪にひでぇことしちまったばっかだしな、、そんなわけ、ねぇだろ。
結城:、、、そう。零、俺のこと嫌いじゃないんだったら、これからは俺と行ってくれるよね。
零:っ、、、う、うん、籟くんと行く、、、!じゃあね、轟くんっ、、
焦凍:、、、おぅ。
本当は、行きたくない。
轟くんと、一緒にいたい。
轟くんが私にひどいことをした?
もう、気にしてなんかない。
別に、轟くんのこと心配して、、大事な人だと思って、言っただけなんだから。
嫌うはずない。
、、、やっぱり、この気持ちを抑えられない。
いつか、言わないといけない、、
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!