第42話

四十二話
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2020/11/20 14:29
零:お茶子ちゃんと梅雨ちゃんには指一本触れさせない。誰も傷つけさせない。私が守る!!

麗日:零ちゃんっ、、!!

零:鬼も近くまで来てるの、、早く終わらせなきゃいけないの。
そう言って、私はトガヒミコに向かって走る。

鞘から出していない刀をトガヒミコに向ける。
零:『霞の呼吸 肆の型 移流斬り』
と静かに言う。

、、、そう、師匠のように。
トガ:きゃっ、、、!!(は、はや、、)
そのままトガヒミコの首に当てる。

そして倒れたトガヒミコを掴み、腕で固定する。
トガ:いったぁぁ!!!!!!

零:、、、少し大人しくしていてくださいね。

ドゴッ
トガヒミコの首を少し強めに縛り、気を失わせた。
麗日:零、、ちゃん、、?

蛙水:その子、、死んじゃったの、、かしら、、?

零:死んでないよ。意識を失っただけ。

麗日:っはぁぁ、、良かったぁ、、

蛙水:びっくりしたわ。

麗日:、、でも、私たちのためにしてくれたんだよね。本当にありがとうっ!!

零:、、、私の仕事だから、、

麗日・蛙水:??

緑谷:麗日さん、蛙水さんに、、夕凪さん?!

零:緑谷くん、、たち、、

緑谷:えっと、、そこにいる女の子は、、、?

麗日:トガヒミコって言うんやって。ヴィランの、、零ちゃんが私たち守ってくれて、、

零:気を失ってるだけだよ。

緑谷:そ、そっか、、

ガサガサガサッ

皆:?!

零:、、、来た。

皆:え、、、?

焦凍:チッ、またヴィランか、、、って夕凪?!

零:皆は下がってて。私が殺る。

障子:夕凪?!

零:私は霞柱時透無一郎の継子夕凪零。皆を絶対に、、鬼から守る。
森の影から無数に出てくる鬼。

、、、息苦しい。

こんなに連続で呼吸を使ったのは今世でも初めてだし、前世でもそうそうなかっただろう。

無惨戦のとき、あったかなかったかどうか、、というところだ。

一体一体の鬼は弱いが、油断すると腕を食われそう。
緑谷:あの怪物、、そうだ、USJにいたやつ、、、!

焦凍:っそういえば、、

障子:あんなやつがいたのか?俺は見ていないが、、

緑谷:死柄木弔の近くにいたんだ。そのときも夕凪さんが倒してた。相澤先生が個性を使っていたけれど全く聞いていなかった、、

焦凍:あれで個性じゃねぇって、、しかも、首を斬ったら塵になって消えてやがる、、

麗日:あっ、そうだ、、爆豪くんは一緒やないの?

緑谷:え?かっちゃんなら後ろに、、、って?!

コンプレス:今頃??おりゃぁずっと後ろから君たちの会話を聞いてたけどねぇ、、その鬼を倒す少女に見とれて俺たちの狙いの爆豪くんを忘れるとはぁ、、ヒーロー志望も馬鹿かねぇ??

零:(爆豪くん、、、いないの?!)緑谷くん!!鬼は私が倒す!!爆豪くんを助けて!!!

緑谷:っうん!!

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