そして着替えとか歯ブラシとか色々持ってきた。
そして降ろしてもらう。
楢ちゃんは冷蔵庫に買ったものを入れている。
その後ろにさとっちゃんがしゃがむ。
なんとなく皆でソファーに座る。
ミイがどこからかやってくる。
ちゃんまつがおもちゃで遊ばせている。
ちゃんまつがドラえもんの真似をした。
…あんまり似てない。
さとっちゃんもドラえもんの真似をする。
似てるんだけどなんか…。
楽しいw
そんなこんなで晩ご飯後。
急にさとっちゃんが真面目な顔をする。
もしかして…
三人の意志の疎通(二回目)
三人の意志の疎通(三回目)
その時の事を思い出し、ポロポロと涙が溢れ出る。
さとっちゃんが優しく背中をさすってくれる。
少し落ち着き、話す。
〜話終わり〜
さとっちゃんが怒りをあらわにしてくれて、少し救われる。
着替えなどを持っていき、お風呂に入る。
〜ちゃんまつ視点〜
俺の事好きなんでしょとか気持ち悪…。
全部一人で抱えちゃったんだなぁ…。あなたの下の名前ちゃんは。
てか、許さなくていいかなって映画のセリフみたい。かっこよ。
さとっちゃんはぶつぶつと呟いている。
急に大声を出したので皆目をまんまるにして驚いている。
さとっちゃんがクソ野郎というのも珍しいので面白い。でもそんだけ怒ってるって事だよな。
あなたの下の名前ちゃんがドアからひょっこり顔を覗かせている。
さとっちゃんは目をまんまるくしてその直後に、耳を赤くした。
なんというかぽかーんとした無防備な顔だ。
〜あなた視点〜
ちょうどリビングに戻ろうとしたらめっちゃ大きな声で
クソ野郎!
って聞こえたんだけど…。そして多分さとっちゃん…。
戻ってみる。なんか皆目を丸くしながら笑っている。
声をかけると皆が振り向く。
さとっちゃんが今度は目をまんまるくして、少し後から耳が赤くなってきた。
今度は楢ちゃん達がすんごく笑ってる。
ソイツというのは紛れもなくあの上司だ。
なるほど。
さとっちゃんはアイツに対して怒ってくれたんだ。
そしてさとっちゃんはお風呂に入っていった。
3日間の合計睡眠時間が5時間なので少し眠い。
〜楢ちゃん視点〜
そう言ってあなたの下の名前ちゃんは洗面所に駆けていく。
と思ったら1回戻ってきて、
と言って戻っていった。
皆昨日よりも笑っていて少しホッとする。
それと同時にもう一つ考える。
聡はきっとアイツをどうにかするだろう。
その時はしっかりサポートをしようと密かに思っていた。
✄-------------- キ リ ト リ --------------✄
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。