第42話

散歩
491
2021/09/23 04:17
松浦匡希
行くぞー
小笹大輔
おー
あなた
川があるの?
藤原聡
そう!近くに何か土手がある川があってさ
藤原聡
川まで下りれるんだよ
楢﨑誠
夕日が綺麗だよ
あなた
へぇ~素敵だね
皆で歩く。
しばらくすると、川が見えてくる。
藤原聡
ほら!川〜!
あなた
うわ夕日すっご!!
空は1面オレンジで、夕日を川が反射し、キラキラしている。
藤原聡
綺麗だねー!
楢﨑誠
うわぁ…すげぇ〜
小笹大輔
えめっちゃ綺麗じゃん!
松浦匡希
すご…!!
藤原聡
こんな綺麗なん珍しいね
楢﨑誠
てか初めてじゃね?
松浦匡希
小笹大輔
すごーい…
あなた
綺麗〜…
藤原聡
おいでよー!
そう言いながら、さとっちゃんは土手を駆け下りる。
楢﨑誠
おいw
あなた
ふふw
私も駆け下りた。
松浦匡希
えぇw
藤原聡
3人もおいでよーー!!
小笹大輔
行かないよww
楢﨑誠
ここで見てまーす
松浦匡希
ホントに30?w
藤原聡
失礼な!30になったんだよ最近
小笹大輔
www
楢﨑誠
失礼?w
さとっちゃんは平面になっている所に座った。


隣に座る。
少し先には緩やかに流れる川がある。
あなた
ホントに綺麗…
藤原聡
ね…
しばらく無言になる。
じりじりと住宅街に溶けていく夕日を眺めていると、凄く幸せな気分になる。
藤原聡
あのさ
あなた
ん?
隣を見ると、さとっちゃんは前を向いたままで、顔は夕日に照らされ、ほんのり赤い。











藤原聡
俺、あなたの下の名前ちゃんが好き…だわ
あなた
…え
え?今なんて
藤原聡
いやさ、うん
そこでさとっちゃんはこっちを向いた。
その顔はいつも通りニコニコしていた。
藤原聡
ぁ…だから…
だけど眉毛が少し下がっている。
藤原聡
…ッ
何も言えずにさとっちゃんの顔を見る。
さとっちゃんはまた話す。
藤原聡
だから、断って
その声で現実に戻される。
あなた
どういう…
藤原聡
あなた
な、え?
藤原聡
ごめ…ん、
さとっちゃんの笑顔は崩れ、目から涙が1粒落ちる。
あなた
ぁ…え…
藤原聡
俺は…、あなたの下の名前ちゃんが…、
藤原聡
好きだから
え、さとっちゃんが私を好きなの?


嘘嘘嘘…
え、両想いだったの?
え、嘘
ちょっと待ってどういう事?
今告られた??
藤原聡
だから断って
あなた
なんで…?
藤原聡
あなたの下の名前ちゃんが、大好きだから
あなた
ねぇ何言ってんの?
藤原聡
あなた
私もさとっちゃんが好き
さとっちゃんは目を大きく見開く。
藤原聡
え、嘘…
藤原聡
えマジで?
藤原聡
ドッキリとかではなく?
あなた
うん、大好き
藤原聡
え嘘
慌てふためくさとっちゃんを見ながら、私は少し落ち着く。
あなた
なんで断らなきゃいけないの?
藤原聡
…だって、俺と付き合ったら、あなたの下の名前ちゃん大変じゃん
藤原聡
髭男やってるから忙しくて、中々家に居られないし
藤原聡
あなたの下の名前ちゃんを幸せにさせてあげれないと思う
あぁそういう事か。
あなた
何言ってるの、
あなた
そんな訳ないじゃん
あなた
別に全然会えなくても、
あなた
それ以上の幸せをくれたらいい
あなた
好きって一緒に居られないから消える様な物じゃないよ
藤原聡
ぅ…
あなた
だから、
あなた
断わんない
藤原聡
藤原聡
分かった
藤原聡
じゃあ、俺と付き合ってください
あなた
…はいっ!
あなた
グスッ
目から涙が溢れる。
藤原聡
え、わ、ちょっ、泣かないでよ
そう言うさとっちゃんの目にも涙が浮かぶ。
あなた
さとっちゃんも、泣いてんじゃん、
私は泣きながら笑う。
藤原聡
泣いてねぇよ、
さとっちゃんも泣きながら笑う。
しばらくして、落ち着く。
あなた
じゃあ…
そうだ、さとっちゃんから告ってもらったし…






































あなた
よろしくね、聡
藤原聡
え、あ、よろしく
藤原聡
あなたの下の名前
さとっちゃんは顔を真っ赤にする。
そしてそっぽを向いてしまう。


さとっちゃんは耳まで真っ赤になっていて、
こっちも恥ずかしくなり、そっぽを向く。
藤原聡
ね、あなたの下の名前
あなた
え?
なんでちゃんが消えるだけでこんなドキッとするんだろ、と思いながらさとっちゃんの方を向く。
あなた
ん…⁉
唇に温かいものが触れ、離れる。
藤原聡
にひひ
顔が赤くなるのが自分でもわかる。
あなた
うわ…///
あなた
もぅ
私もお返しにとさとっちゃんのほっぺにキスをする。
ニヤニヤしていたさとっちゃんも、目をぱちくりとさせ、顔が赤くなる。
あなた
あはw
小笹大輔
(ねぇこっちが恥ずかしくなってきたんだけど…//)
松浦匡希
(高校生かよあいつらは!///)
楢﨑誠
(もう先帰ろーぜ…///)
三人は走って帰ってしまいました。(作者)
藤原聡
は〜もぅ///
藤原聡
びっくりした
あなた
いひ
もう夕日は欠片を見つける事も出来なくなっていて、薄暗い。
あなた
ていうかさ、あれじゃん
藤原聡
ん〜?
あなた
私達会ったのってさ、ミイのおかげじゃん
藤原聡
確かに
あなた
家にお邪魔したのもミイのおかげじゃん
藤原聡
そうだね
あなた
ミイに感謝だね
藤原聡
うん
藤原聡
大感謝だね
あなた
ふふw
藤原聡
よし、帰ろっか
あなた
そうだね…って皆いなく無い?
藤原聡
ホントだ…
藤原聡
…てかさ、全部聞かれてた?もしかして
あなた
あ…
あなた
聞かれてただけじゃなく…多分見られてたね
藤原聡
うわ…///
あなた
あらぁ…
藤原聡
まぁ帰ろか
あなた
だね
土手を上がり、二人で歩く。
家につくと、皆いて、
小笹大輔
いぇー!おめでとー!
楢﨑誠
やっとだよやっとくっついた
松浦匡希
見てたよ〜w
と言われた。
あなた
はっずかしww
藤原聡
うわーww
子猫
みぁ
藤原聡
ミイありがとな
子猫
藤原聡
いや、いいや
あなた
www
まさかさとっちゃんと付き合えるとは思ってもいなかった。
これからもっと楽しい事とかを積み重ねていきたいな
さとっちゃん達と一緒に。
✄-------------- キ リ ト リ --------------✄
作者
うわああああ
作者
付き合ったぜええええ
作者
なんかね、はい。
作者
こんなんでいいのか、と
作者
思いますけどもども
作者
そんなんいいんだぁっ!
作者
え〜次の話はこの話のさとっちゃん視点です
作者
それでキセキ終わりです
作者
作者
そうは問屋が卸さねぇ!
作者
かは知りませんが(((
作者
まぁその後の日常の?
作者
そういう小説を上げます
作者
キセキの続編的な
作者
そっちもぜひよんでくだせぇ
作者
なんかまとまりませんね
作者
いつもか(((
作者
では(。・・)ノ゙

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