第63話

番外編〜ミノリ・研磨編〜
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2023/01/07 02:09
私には2つ上に兄がいる

音駒高校3年、バレー部でリベロの夜久衛輔

私はその兄に誘われてバレー部のマネージャーをしている

そして私はバレー部のマネージャーをしながらある人に恋をしている

その名も"音駒の脳"である孤爪研磨さん

私が彼を好きになった理由は…

顔が好みででやる気ない態度なのにバレーする時のあの鋭い観察力に頭脳!

もう全てが好き!

ずっとアタックをしているが、なぜかことごとくかわされる

だが、めげないもん!

好きになってもらうまで私はアタックしまくる!

そして、研磨さんにアップルパイを作るため大親友であるあなたの下の名前にさつきと一緒に作り方を教わり、ラッピングしてすぐさま研磨さんに届けに行った

ミノリ「けーんーまーさ〜ん♡」

孤爪「ミノリ、走ると転ぶよ」

ミノリ「研磨さんに早く会いたくって」

孤爪「毎日、部活で会ってるじゃん」

ミノリ「部活だけじゃ足りません!」

孤爪「そういうもん?」

ミノリ「そういうもんです!」

あ、そんなことより

ミノリ「研磨さん、アップルパイです!」

孤爪「ありがとう」

ミノリ「あなたの下の名前に教えて貰いながら作りましたから美味しいです!」

孤爪「頑張って作ったのはミノリでしょう?偉いね」ナデナデ

ミノリ「研磨さん…(⸝⸝⸝! - !⸝⸝⸝)」

孤爪「家まで送る」

ミノリ「ありがとうございます!」

大好きな研磨さんに言うまで送ってた私は幸せ絶頂だった

次の日の朝から放課後はずっと幸せな気分ですごした

部活帰りにあなたの下の名前に彼氏が出来たとしり私は行き良いよく研磨さんに告白をした

我ながら"結婚前提"は言いすぎたが研磨さんのことだから軽く交わすだろと思っていたが…

なんと研磨さんは私と付き合ってくれるって返事を貰った

長年(そんな長くない)片思いでアタックしまくった研磨さんの彼女になれた私

もう、死んでもいい!

次の休みの日曜日に研磨さんとデートをすることになった私だが…

ミノリ「着ていく服がない!」

夜久「着ていく服ないって沢山あんだろ」

ミノリ「お兄ちゃん!私と研磨さんの初デートにジャージで行けって言うの!」

夜久「ジャージ以外にもちゃんと服あんだろがよ!」

ミノリ「初デートなんだこらかわいい服を着なきゃならないでしょうが!」

夜久「研磨はあまり気にしねえよ…( ¯-¯ )」

そう言ってお兄ちゃんはスタスタと自分の部屋に戻った

こうしちゃおれない!

私はすぐさまあなたの下の名前に連絡をして明日、デート服を一緒に選んでもらうためにでかけるやくそくをした

そして次の日の朝、あなたの下の名前が青峰くんとさつきを連れて4人でショッピングをした

だが、なかなかいい服がなかった

その時、青峰くんの一言で私たちはそれぞれ電話をした

孤爪「もしもs(ミノリ「研磨さん!」…うるさい」

ミノリ「研磨さんはどんな服が好みですか?!」

孤爪「えー…動きやすいやつ。カジュアルとか…」

ミノリ「カジュアルですね!分かりました!ありがとうございます」

そう言って電話を切ってあなたの下の名前たちの場所に戻りカジュアル系の服を買って帰宅した

私は念入りにマッサージや軽く運動して明日に備えて準備をして眠りに入った

そして、日曜日…

ミノリ「髪の毛よーし!メイクよーし!服装よーし!持ち物よーし!完璧ー」

夜久「ん?おー、それ似合ってんじゃん」

ミノリ「本当!?」

夜久「動きやすくっていいんじゃねえ?デート楽しんでこい」

ミノリ「うん、ありがとう!」

私はもう一度忘れ物がないか確認した後に待ち合わせ場所に向かった

研磨さん、もう来てるかな…

ミノリ「あっ!研磨さーん」

孤爪「ん、おはようミノリ」

ミノリ「もしかして遅れちゃいましたか?」

孤爪「別に、時間どうりだから大丈夫。ミノリより遅く来るのもあれだから少し早めに来ただけ」

研磨さんたら、なんで紳士なの♡

孤爪「…服、似合ってる。可愛い」

ミノリ「→)*[]*)<グハッ!?」

け、研磨さんから"可愛い"をいただきましたァァァァァ!

孤爪「ん?」

ミノリ「研磨さん…好き(∩˘ω˘∩ )♡」

孤爪「知ってる」

ミノリ「やん、"俺も好き"なんて恥ずかしいです///」

孤爪「楽しそうでなにより」

毎日楽しんですよん

孤爪「じゃあ、行こうか」

ミノリ「はい」

私と研磨さんは色んな場所で遊んだり食べたりした

初デートも早くも終わりが近づいた

孤爪「あ、もうこんな時間か」

ミノリ「時間過ぎるの早いですね…」

もう終わりか…

孤爪「また…来てもいいよ」

ミノリ「ほんとうですか!?来たいです!」

孤爪「うん、また来ようね」

ミノリ「はい!」

最後は研磨さんに家まで送ってもらった私

ミノリ「送っていただきありがとうございます」

孤爪「彼氏だから送るの当たり前だから」

彼氏…いい響き♡

ミノリ「研磨さん超好き♡」

孤爪「…俺も好きだよ」

ミノリ「そん…はぁ?えっ?」

孤爪「じゃあ、また明日学校で」

ミノリ「ちょっ、まっ!研磨さんもう1回!」

孤爪「やだ」

ミノリ「研磨すぁーん!」

今は1回だけでもいつか毎日言わせます!

これからずっと大好きです!


〜ミノリ・研磨編〜終了





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