第5話

オトしてよ……
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2018/06/09 13:14
次の日




ジョングク
ヌナぁ!おはよーございますっ




校門に足を踏み入れた瞬間だった




少し高鳴ってしまう胸を必死に隠す




あなた

おはよ…………なんでいるの?

ジョングク
ヌナを待ってたに決まってるじゃないですかぁ!!
あなた

あー、はいはい





これこそがチャラいモテ男の手口だ




こんなもので落とされてきた女子が山ほどいるのかな…




なんて思ってしまう




危うく、私もその中の一人になるところだった




ジョングク
なんでそんな冷たいの……??




うわッ……!!




いきなりの上目遣い//




私が可愛い男子の上目遣いに弱いことをなぜ……!?←いや、知らんわ




ダメダメ




これも手口の一つ!!




こんなことで落とされちゃいけない




あなた

もともとだから。じゃ、





もっと話していたい……





なんて想いは見ないフリ




一刻も早くここから立ち去ろう




私が一歩踏み出すと




ジョングク
わかった……ヌナ、ばいばい!




とめてくれなかった




ここから立ち去ろうとしたのは私




なのに、変な期待をしてたみたい




なによ……




玄関で靴を履き替え廊下を進む




あなた

落とすんだったらちゃんと落としてよ……





それだけ私に興味がないのだ




好きでもない子を落として楽しんでるのだろう




なのに、私はその中にさえエントリーされていない




そんなどうでもいいようなことが




私の心に深い深い傷をつける




もうこれじゃまるで私が────

























あなた

チョンくんに片想いしてるみたいじゃん、、

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