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2018/06/15

第10話

俺なのに……

テヒョンside





最近、あなたに絡んでるやつがいる




クラスの奴から聞いた




クラスの大半の男子には俺の好きな人なんてバレバレだ




だからわざわざ俺に教えてくれたのだろう




俺は部活が始まる前、あなたは帰宅部だから校門を見に行った




いた………




やっぱり誰かいる




…なんだよ、結構イケメンじゃん




俺もちょっとずつ自覚してきた部分はある




でも俺より明らかに整った顔立ちだ




同学年にはあんな奴いなかったと思うし…




となると1年だ




くっそ、




1年になんて負けてたまるか




俺は幼い頃からずっとあなたを想っているんだ




物心ついた頃からすでに隣にいるのが当たり前で




どんな時にも笑顔で俺のそばにいてくれた




絶対あなたは渡さない




そう思っていた矢先、




会ってしまったのだ









チョンくんとやらに






移動教室に遅れそうであなたの腕を掴み、走った




ほんとにドキドキして走るのも大変なくらい




走っているとあなたがすれ違った人を目で追った




誰だろう、もしかして………




そう考えたら自然と足は止まっていた




振り返るとやっぱりアイツだ




あなたのこと本気だろうと本気じゃなかろうと、




俺は近づかないで欲しかった




だから言ったんだ




俺たちは付き合ってるって




でもアイツが去っていったあとのあなたはまるで、




絶望の塊だった




目には涙まで滲んでいる



そんなに、そんなにアイツのこと、、




俺はあなたとしっかり話すため、保健室へと向かった









ずっとそばにいたのは、俺なのに……