無料ケータイ夢小説ならプリ小説 byGMO

前の話
一覧へ
次の話

第1話

異物
りと
今日はありがとうございました。
れいか
いえ。私も楽しめました。
少し微笑んでそう言った彼女に。
何度目かもわからない一目惚れをした。
大人しめな見た目とは裏腹に、
よく笑いかけてくれる彼女が好きだった。
【玲華さんハ亡クナリ二ナラレマシタ_】





…僕は…僕はただ…
れお
いい加減元気出せよ。りと。
りと
…そんなの無理ってわかってんだろ。
りと
れおが死んだ時より悲しい。
れお
勝手に俺を殺すなよ。
りとは少しずつ、
《あの人》に会う前に戻ろうとしていた。
でも、それは無理だと悟った。
俺としては、嬉しかった。
もちろん、あの人の事は信頼してたし、
りとにお似合いだと思った。
…だけど、
れお
あの人…喰人族だったんだろ…
りと
…そんなのデマだよ…きっとそうだ…
りと
だって…あんないい人が…
れお
りとに隠してたんだろ。
自分が《人外》だってことをさ。
りと
…それは…
れお
…はぁ。今日は切るわ。
次かける時は
意地でも連れ出してやるからな
りと
あはは…それは大変そうだなぁ…
乾いた笑いを聞いて、その場を後にした。
りとは《玲華》が死んでからずっと
この調子だ。なにも変わらない。
…俺は《人外》を恨んでいる。
いっそのこと居なくなればいい。
あいつらが居なければ…そう願って居た。
れお
…人外を好きになるなんて…
《ありえない》