ジョンハンside
さっきお風呂から上がったところ
ご飯のとき、俺たちが無理やりあなたの下の名前に言わせようとしたから、、
そんなにご飯も食べずに行っちゃったし、申し訳ないな…
あなたの下の名前、お腹すいてないかな?
そんなことを考えながら自分の部屋へ向かう。
すると、
ん?あなたの下の名前の声か?
あなたの下の名前の部屋のドアに近づいて、耳をすませる
泣いてる…
そりゃそうだよな、
あなたの下の名前も希望してここに来たわけないだろうし、、
歳もだいぶ離れた男たちに囲まれたら怖いよなぁ…
……
しばらくすると、声は聞こえなくなった。
部屋に一旦入ってみるか。
あなたの下の名前に、入っていいか聞くと、小さな返事が聞こえてきた
部屋に入ると、あなたの下の名前はフードを深く被っていて、顔が見えなかった
たくさん泣いたんだろう…部屋には丸まったティッシュがたくさん転がっている。
話しかけても、返事は返してくれるがこっちを見てくれない。
すごく辛いだろうな…
するとあなたの下の名前は少し驚いたように、顔を上げた
目には涙がたまっている。
今まで我慢していたのか、声を出して泣いていた。
あなたの下の名前を抱き締める。
まだ17歳だもんな…
大人っぽく見えていたけど、やっぱ中身は子供なんだな。
怖くて、不安で仕方なかっただろう…
よしよし
頭や背中を撫でて上げると、
あなたの下の名前が抱き締める力が強くなる
小さな子供みたいに可愛くて、ついつい微笑んでしまう
しばらく撫でていると、静かになってきた
……
返事がないので、あなたの下の名前から離れて顔を見てみると、
あなたの下の名前を起こさないよう、そっとベッドに寝かせて、毛布をかける
それからあなたの下の名前の頭を撫でて、俺も部屋へ戻った
読んでくださりありがとうございます!
たくさんの人がハートを押してくれたり、お気に入りにしてくれたりするのが本当に嬉しいです✨
これからもよろしくお願いしますm(_ _)m
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!
転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。