二宮 「…」
「あれ…なんかいけないこといっちゃった…?」
大野 「かわいい、」
「えええええええ!?!?なな、な、な、何言ってるですがじゃなくてええっと…」
二宮 「この人のことは気にしないでね、ほらっ早くスイーツ食べちゃお」
「う、うん」
「なに、これ美味しいいいい」
大野 「でしょでしょ!」
「こんな美味しいケーキ初めて」
二宮 「ほんとに!良かったあ」
松本 「あれあれ?なんか仲良くなってない?」
大野 「俺あなたの兄貴になった」
二宮 「俺も」
松本 「はい?笑」
「その和くんとさとにぃって呼ぶことにしてるんです」
松本 「そうなんだ笑 じゃあ俺も潤くんでいいよ」
「はい!それじゃあ潤くんで」
二宮 「このままだとなんか取られちゃ気がするから皆にはタメ語でいいよ」
「いいの?」
5人 「おう!」
相葉 「じゃあ俺まさきにぃで」
櫻井 「じゃあ俺は翔でいいよ」
「あ、ありがとう!」
二宮 「さあ、食べ終わったことだし休憩だね休憩」
大野 「おいらお昼寝する」
櫻井 「俺仕事」
松本 「翔くん頑張ってー」
「頑張って!翔くんじゃなくて翔…」
櫻井 「それじゃあ行ってくる」
5人 「いってらっしゃい」
「それじゃあ私は部屋に戻るね!」
部屋に戻ろうと1人廊下を歩いていると急に肩を叩かれた。
二宮 「ねえ、俺の部屋こない?」
「え?」
二宮 「一緒にゲームしようよ」
「いいよ?」
二宮 「ほらほらっこっち」
そういわれると和くんの部屋に案内された。
二宮 「ゆっくりしてね」
「う、うん」
二宮 「ねえ」
「ん?」
二宮 「すき」
「えええ?」
二宮 「俺、あなたの事好きになったかも」
「そ、それは困るよ…」
二宮 「なんで?」
「その…恋愛は禁止されてるし」
二宮 「そんなルール破っちゃえよ」
「で、でも…」
二宮 「これは2人だけの秘密ね」
と軽く頬にキスをされて顔を真っ赤にした私は部屋を出ようとした。
「ごめんなさい。ちょっとそっとしてください。」
私の気持ちは複雑だった。
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!