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第2話

Part1
5年前ー
真夏の大雨で蒸し暑い。
2年程前に閉店した駄菓子屋のシャッターの前で、雨が止むのを待っていた。
こういう日に限って傘を忘れ、その上、タッチパネル式の携帯電話でさえ忘れてきている。親の迎えを呼ぶことも、バスで帰り、そこから歩いて帰ることさえできなかった。
汗をかいた部活終わりに急いで制服に着替え、下校時刻に間に合わせるために全力で走ってチャイムと同時に校門を出た。
雨でびしょ濡れになった制服をしめったタオルでふきながら、暇つぶしになるものはないかと見まわした。すると、いつのまにか左側に人のような影があることに気がついた。
「うわぁあぁ!?」
「うお!?」
「あ、す、すいません…。」
「お、おう…。」
よく見ると同じ学校で、ひとつ上の先輩の男性(ひと)。私の学校、二代(ふたしろ)高校では、通学カバンが決まっていて、名前の刺繍の色で学年がわかるようになっている。私達1年生は緑。2年生は紫。3年生は黄だ。名前を見ると、紫色の刺繍で『桜田』とあった。そういえば、どこかで見たことのある顔だ。話しかけるかどうかためらったが、話しかけることにした。
「っねえ!サクちゃん…だよね!?」
急に声をかけたことにおどろいたようで、一瞬目を見開いたが、ちゃんと返事を返してくれた。

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Minmin
Minmin
こんにちは!こんばんは! 「Minmin(ミンミン)」と申します! よろしくお願いします! (前の名前は千鶴、みぃでした!) 【君からのメッセージ】 どうぞよろしくお願いします…。 お気に入りありがとうございます(*ˊᵕˋ*) 最終確認((2019/09/04 07:53)分単位) 1年近く開いてなくてごめんなさい💧 更新頑張っていきます!!笑 #Sho-Comi #ボカロ #ひとしずく×やま△ #Lv999の村人 #読書(マンガとかも) #アナタシア #踊ってみた etc… 繋がりませんか? 学生だという理由もありますが… 超低浮上なので返信遅いです。 これからもどうかよろしくお願いします。 皆様の心に響く作品を… (私のモットーです苦笑)
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