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第4話

Part3
  驚きで涙が止まった。親からだと思っていた連絡は、サクちんからのトークメッセージだった。
『大丈夫か?』
『今日見かけた時元気なさげだったぞ?』
『何かあったのか?』
ただでさえ彼からの連絡に驚いているのに、見られていたことにもっと驚いた。
それにしても…どこで私の連絡先を入手したんだろうか。
『大丈夫だよ。ちょっと落ち込んでただけ。』
『ってかいつ私を見たの!?』
『なんで私の連絡先知ってるの?』
『質問ばっかだな…笑
お前の友達から聞いたんだよ。
いつ見たかは教えてやらん笑笑』
『ひっどw』
落ち込みが少し減り、安心したら眠くなってきた。
すると、通路がある右側が影になった。
「よっ!」
右側には笑顔の彼が立っていた。
「いたの!?」
少し声を押し殺しながら、彼と話を始めた。
「なんで泣いてんの?」
「うっ、うるさい!別にいいでしょ!」
「お前あんま溜め込むなよ?相談ぐらいならのってやる。溜め込むのはよくないぞ。」
「………。」
「言いたくないならいいけどさ…。」
違う…。違うんだよ。どう言えばいいのか分からないだけ…。
「あ!あのね?」
思いのほか大きな声が出たためか、周りの人がこちらを向いた。
「す、すいません…。」
「ぷっ…くく…。」
「ちょっと!」
「悪い悪い…っ。っんで?」
「初めて好きな人が出来たの。」
「お、おう」
「でも、その人には仲のいい彼女がいてね?」
「あぁ。」
「失恋…しちゃって…。」
「そーゆーことか。それって誰?」

…言えるわけないじゃん。
あんたなんだから…。
バカ。

「…それは秘密。」
「そっか。なんかあったら言えよ?」
「うん。ありがと。」
「お、俺らのバス停じゃん。降りるか。」
「うん。」
腫れた目を冷えた手で冷ましながら、彼と一緒にバスを降りた。
お互い親が迎えに来ており、“バイバイ”と言って別れたが、車の中でも、トークメッセージで話し続けていた。



“ポコンッ”
トークアプリの通知音が静かな部屋にひびいた。
誰だかわからない。今までこの時間に何かを送ってくる人はそういなかった。
眠い目を擦りながら、携帯電話に手を伸ばした。
『おはよう。眠いわー…笑』
…さくちん…?
…おはよう…?
おはよう!?さ、さくちんから!?
驚きで一気に目が覚めた。平常心を保ちながら『おはよう☀』と彼に送った。

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Minmin
Minmin
こんにちは!こんばんは! 「Minmin(ミンミン)」と申します! よろしくお願いします! (前の名前は千鶴、みぃでした!) 【君からのメッセージ】 どうぞよろしくお願いします…。 お気に入りありがとうございます(*ˊᵕˋ*) 最終確認((2019/09/04 07:53)分単位) 1年近く開いてなくてごめんなさい💧 更新頑張っていきます!!笑 #Sho-Comi #ボカロ #ひとしずく×やま△ #Lv999の村人 #読書(マンガとかも) #アナタシア #踊ってみた etc… 繋がりませんか? 学生だという理由もありますが… 超低浮上なので返信遅いです。 これからもどうかよろしくお願いします。 皆様の心に響く作品を… (私のモットーです苦笑)
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