第4話

第3話~無理しないでよ、相談して~
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2019/12/05 18:49
私は3日間学校を休んだ。
それで…山田先生の授業が
あることを知らなかった。
授業が始まる時間……
山田先生が教室に来た。

涼介)席について?
挨拶をし 授業が始まると
涼介)えぇ、月1回しかない授業だけど…
保健の授業を担当します山田涼介です。

あちらこちらで…聞こてくる。
涼介)俺の助手というか… 俺のお手伝いを
してくれる子を1人だけお願いしたいんだけど……
唯)先生?私がやりますニコッ 私、学級委員です。
涼介)そっか、俺…やってほしい子が
いるんだけど…
唯)えっ、?
涼介)夢葉ちゃん…?
夢葉)えっ、……?
涼介)お願いしてもいいかな、?
俺のお手伝いさん
夢葉)えっとっ、…
涼介)ん?
ポケットに何かを入れられた。
涼介)お願いっ、ニコッ
夢葉)あっ、……はいっ
涼介)んニコッ

それから授業が終わり…
プリントを集め…
先生の後ろについて保健室に行く。

保健室に戻ると…
涼介)あっ、…ありがとね?ニコッ
夢葉)はいっ…あ、先生…?
涼介)ん?
夢葉)どうして…私なんか選んでくれたんですか?
涼介)ん~っ、他の子…騒ぎそう…
仕事集中できないしっ、笑
夢葉ちゃんなら俺の気持ち読んで
くれるかなって
夢葉)ありがとうございます……笑
涼介)うんニコッ
夢葉)あっ、……さっきなんか入れました?
涼介)あっ…見てみ?
夢葉)はい…

その紙には電話番号が書かれていた。

夢葉)これって…
涼介)俺の番号ニコッ なんかあったら
すぐかけて?絶対…でるからさ
夢葉)どうして…ですか?
涼介)ん~っ、夢葉ちゃんは特別ニコッ
それしか言えないニコッ
夢葉)特別……?
涼介)続きの話はまた今度ニコッ
ほら、戻んないと次の授業始まっちゃうよ?
夢葉)はいっ…
涼介)あ、帰り…保健室来て?
夢葉)わかりましたっ、

教室に戻り授業を受け…

山田先生の言った言葉がずっと
頭に浮かんだ…。
涼介)((夢葉ちゃんは特別))
授業も終わり…お昼ご飯。
みなみ)夢葉?
夢葉)あっ、…みなみ
みなみ)ご飯食べよ?
夢葉)うんっ、
みなみとご飯を食べてると

唯)ねぇ、神山さん?
夢葉)はいっ…
唯)山田先生のお手伝いさんのやつ
どうして私に譲らなかったの?
学級委員がやるのが当たり前だよね?
夢葉)えっと…ごめんなさい…
唯)変わってもらう
夢葉)えっ、…?
唯)なに、いい気になってんの、
山田先生に気にられてるからって
いい気になんないで!!
夢葉)いい気に…なんかなってません…
唯)は?態度がムカつくの、
それから…係の仕事は次の日の朝
取りに行くプリント。
私は…先生に言われた通り…
放課後…保健室に行った。
コンコン)
涼介)はーいっ、どーぞ?
夢葉)失礼します…
涼介)あ、夢葉ちゃんかニコッ
こっちニコッ
夢葉)ありがとうございます…
涼介)うんっ、ニコッ
夢葉)…
涼介 夢葉)あのさっ、あのっ、……
涼介)ん?どうした?
夢葉)いえ、先生から…
涼介)なんか元気なくない?
朝から比べてさ…
夢葉)そんなことないです…
いつも同じです。
涼介)んーん、違う。
夢葉)ん、…
涼介)無理しないでよ、相談して?
夢葉)大丈夫です…、
涼介)ほんとに?
夢葉)はいっニコッ
涼介)無理は禁物だからね?
夢葉)はいっニコッ

立とうとした瞬間

倒れかけ))
支えてくれた。
涼介)ちょっっ、あぶなっ、
大丈夫?
夢葉)はいっ…ちょっと貧血なだけです…
涼介)お母さん…から聞いたよ…?
夢葉)そうですかっ、…
涼介)頭…痛いから 倒れたんでしょ…?
無理しないでよ
夢葉)先生…
涼介)もうっ、家のひと呼ぶ?
夢葉)大丈夫です…多分来ないんで…
歩いて帰ります。

行こうとすると
腕掴み)
涼介)だめ、送ってくから
夢葉)えっ、…でも…
涼介)いいの、学校の裏のコンビニで待ってて?
夢葉)へっ…、っとはいっ…
コンビニまで歩いていき…
待ってると…
プップ)
涼介)ごめんねっ、?遅くなっちゃって、
乗って?
そう言って車に乗った。

涼介)家…どこ?
住所を途中まで言うと…
涼介)ちょっ、待って笑俺と家近いかも
夢葉)えっ、?
最後まで住所を言うと…
涼介)やっぱり、ここさおっきい白い屋根の
家だよね?
夢葉)はいっ…
涼介)ナビなしで行けるよ笑
夢葉)そうなんですか…?
涼介)うんっ、ニコッ
それから車を走らせ…
しばらくすると…
涼介)香水…苦手じゃない?
夢葉)大丈夫です…
そういうと…なんだか眠くなってきて
寝てしまった。
家着いた。
涼介)夢葉ちゃんっ、夢葉ちゃん?
夢葉)んっ…、ん、…?
涼介)家着いたよ?
夢葉)あっ…ありがとうございますニコッ
わざわざ送っていただいて…
涼介)んーんっ、ニコッ
夢葉)また、明日ニコッ
車から降りようとすると…

また手を掴まれ自分の方に抱き寄せられた。

夢葉)やまだっ、…先生…?
涼介)ごめっ、…このまま少しだけ…

3分ぐらい…
離して…
涼介)ごめっ、急に抱き締めたりなんかして……
夢葉)いえいえっ、大丈夫ですよ…?
涼介)あのさ、俺…夢葉ちゃんに
初めて会ったあの日から…夢葉ちゃんのことが
だいすきでたまらないの…
何してても夢葉ちゃんのこと考えちゃう…
夢葉)でも…私たち…
涼介)先生と生徒…の関係が結ばれちゃ
だめっ、…?(見詰め
夢葉)そんなことはないと思います…
涼介)じゃぁ、…俺は…夢葉ちゃんが
だいすきです、俺の彼女になってくれませんか?
夢葉)えっ、…とっ…、あのっ
……
涼介)ごめっ、…いきなり
夢葉)あのっ…いいですよっ、?
涼介)へっ?
夢葉)私も…先生がだいすきです
あの日から…
涼介)ほんとに…?
夢葉)はいっニコッ
涼介)よかった…
夢葉)へへっ
涼介)俺たち…付き合ってもいいよね…?
夢葉)逆に…私なんかで…
涼介)いいに決まってるじゃんニコッ
むしろ、夢葉ちゃんじゃなきゃやだ、
夢葉)先生…
涼介)ふふっ、笑
夢葉)ありがとうございます…
涼介)敬語なしにして?
夢葉)でも…
涼介)いいのっ、付き合ってるんだからニコッ
夢葉)うんっ、…
涼介)ふふっ笑 また、明日…
夢葉)はいっニコッ

私たちは付き合うことになった。
そう、これはもちろん
誰にもバレてはならない秘密の恋。


次から…0.5cm…。

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