第40話

37話
1,738
2020/07/28 22:36
サッチ
サッチ
マルコ,そろそろ買いに行かねぇと
マルコ
マルコ
そうだねぃ。行ってくるからまとまって行動してろよい。
イゾウ
イゾウ
あぁ
ロイ
ロイ
はーい
メアリ
メアリ
で?どこ行くの?
エース
エース
飯!
イゾウ
イゾウ
さっき食ったろ。
ロイ
ロイ
メアリの服を買いに行くんですよ。
メアリ
メアリ
は!?初めて聞いたんだけど
イゾウ
イゾウ
言ってないからな
ロイ
ロイ
あそこのお店がいいんじゃないですか?
イゾウ
イゾウ
エース,勝手にどっか行くなよ。
エース
エース
分かってるよ!
ロイ
ロイ
メアリのお洋服は〜これとこれ!
イゾウ
イゾウ
いいんじゃねぇか?
エース
エース
可愛いな!
メアリ
メアリ
////ありがとう
イゾウ
イゾウ
…お嬢,ちょっと
ロイ
ロイ
なんですか?
イゾウ
イゾウ
…(メアリの事で聞きたいことがあったが,お嬢は恋を知っているのか?)
ロイ
ロイ
イゾウさん?
イゾウ
イゾウ
あ,あぁ後ろにコソコソ後をつけてる奴がいるんだ。一応気を付けてくれ。
ロイ
ロイ
本当ですね。分かりました。
イゾウ
イゾウ
…(あの事はもっとはっきり分かってからでいいか。)
ロイ
ロイ
イゾウさん!
イゾウ
イゾウ
お嬢?どうした。
ロイ
ロイ
さっきの一瞬の内にメアリとエースがどこかに行ってしまったみたいで…
イゾウ
イゾウ
な!?あいつら💢
ロイ
ロイ
どうしましょう。
イゾウ
イゾウ
エースがメアリとずっと一緒にいてくれればいいが…取り敢えず探しに行くぞ。
ロイ
ロイ
はい!
イゾウ
イゾウ
お嬢は俺の傍を絶対に離れるなよ!
ロイ
ロイ
もちろんです!
数分後
イゾウ
イゾウ
エース!勝手にどっか行くなと言っただろ!
エース
エース
わ,悪ぃ。飯の匂いがしたから。
ロイ
ロイ
エース,メアリは?
エース
エース
え?さっきまで一緒に飯食ってたけど
イゾウ
イゾウ
いないのか?
ロイ
ロイ
はい。お店の外にも,周りにも。
エース
エース
わ,悪ぃ。探してくる!
ロイ
ロイ
あ,待ってください!
イゾウ
イゾウ
少しは人の話を聞け!…あの野郎!
ロイ
ロイ
イゾウさん…
イゾウ
イゾウ
大丈夫だ。必ず見つける。俺たちも行くぞ!取り敢えず,エースと合流しよう。
ロイ
ロイ
はい!
その頃〜メアリ〜
メアリ
メアリ
…ここどこよ…
町の人(悪い人)
お嬢ちゃん,こんな所でどうしたの?
メアリ
メアリ
別に
町の人(悪い人)
もしかして一人?だったら俺たちと遊ぼうよ。いい所に連れて行ってあげる。
メアリ
メアリ
結構です。
町の人(悪い人)
いいからおいでよ〜
メアリ
メアリ
離して!(バシッ
町の人(悪い人)
…来いって
メアリ
メアリ
離して!
町の人(悪い人)
ギャーギャーうるせぇな(ドゴッ
メアリ
メアリ
うっ!(ドサッ
町の人(悪い人)
やっと大人しくなったな。
町の人(悪い人)
気失ってるからな。
町の人(悪い人)
縛って持ってくか?
町の人(悪い人)
あぁ,構わん
エース
エース
メアリ!
町の人(悪い人)
あぁ?誰だよお前
エース
エース
お前らこいつに何したんだ?
町の人(悪い人)
ちょっと眠ってもらっただけだ。
エース
エース
“火拳”
町の人(悪い人)
お前…火拳のエースか!?逃げろ!
エース
エース
逃がすかよ!“炎上網”
町の人(悪い人)
うわぁ!
エース
エース
ふぅ…メアリ!しっかりしろ!
ロイ
ロイ
エース,何の騒ぎですか?
エース
エース
ロイ!実はよ
〜回想〜
エース
エース
ってことがあったんだ。
イゾウ
イゾウ
殴られただけなら問題はねぇが…一応マルコに診てもらった方がいいな。
ロイ
ロイ
マルコは船にいますか?
イゾウ
イゾウ
そこまでは分からねぇな。
マルコ
マルコ
何の騒ぎだよい?エース
ロイ
ロイ
マルコ!
エース
エース
ちょうどよかった。早くメアリを診てやってくれ。
マルコ
マルコ
なんでだよい?
エース
エース
実はよ
〜回想〜
エース
エース
ってことがあったんだ。
マルコ
マルコ
なるほどねぃ。エース,メアリを船まで運んでくれよい。サッチ,残りの買い物はイゾウやロイに付き合って貰えよい。
サッチ
サッチ
おう!ってことで頼んだぞ,イゾウ
ロイ
ロイ
待ってください私も…
イゾウ
イゾウ
お嬢,メアリなら大丈夫だ。マルコを信じろ。それにエースもいるんだ,100%安全だろ。な?
ロイ
ロイ
はい…
エース
エース
ロイ!大丈夫だ。マルコが治してくれる。ロイ達が船に戻ってくるまでに目覚ましてるからよ。
ロイ
ロイ
約束ですよ!
エース
エース
あぁ!
サッチ
サッチ
よし,じゃあ行くか。
ロイ
ロイ
はい。何を買うんですか?
サッチ
サッチ
あとは…野菜と肉だな
イゾウ
イゾウ
他は買ったのか?
サッチ
サッチ
あぁ,マルコが持ってってくれたよ
ロイ
ロイ
じゃあ行きましょう!
〜スーパー〜
ロイ
ロイ
人参…これですか?
サッチ
サッチ
あぁ,大量に買っといてくれ。イゾウ,それはゴーヤだ。俺はきゅうりって言ったんだぞ。
イゾウ
イゾウ
きゅうり?
サッチ
サッチ
ロイちゃん!
ロイ
ロイ
これですか?
サッチ
サッチ
それは冬瓜!
ロイ
ロイ
え!
サッチ
サッチ
よし,わかった。お前らは荷物持ちだ。ちゃんと着いてこいよ。
イゾウ
イゾウ
はぁ,面倒くせぇε(・д・`*)ハァ…
ロイ
ロイ
はーい(^-^)/
サッチ
サッチ
ロイちゃんいい子!後でマカロン作るね
ロイ
ロイ
ありがとうございます(≧▽≦)
数分後
サッチ
サッチ
よし,終わったな( ´Д`)ハァ...⤵︎ ⤵︎
イゾウ
イゾウ
どうした?
サッチ
サッチ
お前ら,疲れた
イゾウ
イゾウ
手伝ってやったのに酷い言いようだな。
サッチ
サッチ
お前ら,料理した事あるか?
イゾウ
イゾウ
ねぇ
ロイ
ロイ
ないですね。
サッチ
サッチ
だろうな
イゾウ
イゾウ
取り敢えず,船に戻るぞ
ロイ
ロイ
はい
サッチ
サッチ
っしょ,あと少し頑張るか
〜モビー〜
ロイ
ロイ
だだいま〜
エース
エース
おかえり!
メアリ
メアリ
おかえり
ロイ
ロイ
メアリ!良かった,目覚ましたんですね
メアリ
メアリ
そんなに大した怪我してないしね
マルコ
マルコ
軽く殴られただけだったよい。
ロイ
ロイ
マルコ,ありがとうございます。
マルコ
マルコ
どういたしましてだよい。ところで,なんでサッチはそんなに疲れてんだよい?
サッチ
サッチ
こいつら,食材の名称知らずに選んでくるから…
メアリ
メアリ
お姉様には無理ですね。
マルコ
マルコ
イゾウも無理だろうよい。
エース
エース
普段料理とかしねぇもんな
イゾウ
イゾウ
俺は担当じゃなかったし
ロイ
ロイ
私はする必要がなかったので…
メアリ
メアリ
まぁ,私は出来るけど
エース
エース
そうなのか?ロイが出来ねぇのにメアリは出来んのか。
メアリ
メアリ
お姉様は家事が壊滅的だから。それ以外は完璧なんだけどね。
マルコ
マルコ
姉妹でこんなに違いが出るんだねぃ。
メアリ
メアリ
本当の姉妹じゃないからね
サッチ
サッチ
そういえば,前も言ってたな
イゾウ
イゾウ
どういう意味なんだ?
メアリ
メアリ
そのままだけど
ロイ
ロイ
私のお母様が本当の奥さんで,メアリのお母様が後妻なんです。
エース
エース
後妻?
イゾウ
イゾウ
妻と死別,もしくは離婚した男がその後で迎えた女の事だ。
マルコ
マルコ
イゾウは物知りだねぃ。
イゾウ
イゾウ
お前には負けるけどな
マルコ
マルコ
医療関連だけだろぃ
イゾウ
イゾウ
まぁな
エース
エース
ってことは,ロイの母さん死んだのか?
ロイ
ロイ
メアリ
メアリ
ちょっと,エース!
エース
エース
わ,悪ぃ
ロイ
ロイ
大丈夫ですよ。エースの言う通り亡くなりました。私が10歳の時に。元々メアリのお母様は側室だったので面識はありましたけどね。
エース
エース
側室?
マルコ
マルコ
イゾウ,出番だよい。
イゾウ
イゾウ
(´Д`)ハァ…
側室は本当の奥さん以外で公に認められた奥さんや妾の事だ。だが,もうその文化は無くなったんじゃなかったか?
ロイ
ロイ
私の一族だけは特別みたいですよ?
メアリ
メアリ
でも,お父さんは今側室いないよ?
ロイ
ロイ
まぁ,色々あるんでしょう。
エース
エース
(ギュルルルル   …悪ぃ,腹減った(´∇`)
サッチ
サッチ
今から作るから大人しく待ってろ!
エース
エース
おう!

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