ー次の日ー
蘭side
佐藤大翔
蘭ー!
おはよー!
相川蘭
おはよう
佐藤大翔
なんでそんな暗いの?
相川蘭
いや、だって…
佐藤大翔
気楽にしてていいんだよ
パシッ
相川蘭
ちょっ!何してるの!?
佐藤大翔
いいじゃん!
手繋ぐぐらい
○○2
えっ?
大翔くん!
○○1
何で手繋いでるの??
龍ヶ崎大和
あっ!蘭!
相川蘭
大和!
おはよう…
龍ヶ崎大和
何で、手繋いでるの…?
相川蘭
これはっ!
そのっ!
佐藤大翔
付き合ってるからだよ
龍ヶ崎大和
は??
佐藤大翔
蘭は俺の彼女だ
○○2
えっ?嘘…
○○1
そんなっ…
佐藤大翔
行こう。蘭
相川蘭
ちょっ!
大和は
悲しそうな顔をして
こっちを見ていた。
ごめんね。大和
でもね。
私の本当の好きな人は
大和だから。
それだけは自信を持って言える。
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第7話 ダメだよ
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。