第9話

ねぇ、聞いてよ。
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2020/05/17 07:41


《部活中》



相川蘭
相川蘭
ねぇ、恭平君。
時雨恭平
時雨恭平
あっ!蘭先輩!
どうかしましたか?
相川蘭
相川蘭
ちょっと前
「何かあったらいつでも言ってください。」って言ってたよね?
時雨恭平
時雨恭平
あぁ~。はい!
相川蘭
相川蘭
ちょっと相談したいことあるんだけどいいかな?
時雨恭平
時雨恭平
僕でいいなら、全然!
相川蘭
相川蘭
じゃあ、あっち行こっか…
時雨恭平
時雨恭平
はい!






私たちは








学校の中庭のベンチに座った。






時雨恭平
時雨恭平
何があったんですか?
相川蘭
相川蘭
恭平君は、私と大翔が付き合ってることは知ってる?
時雨恭平
時雨恭平
あぁ…。
知ってますけど、
相川蘭
相川蘭
どう思う?
時雨恭平
時雨恭平
どう思うって…
相川蘭
相川蘭
あっ!そんなこと聞かれても分かんないよね!
ごめん!
時雨恭平
時雨恭平
意外でした。
相川蘭
相川蘭
えっ?
時雨恭平
時雨恭平
蘭先輩が、大翔先輩のようなチャラい人と付き合うこと。
相川蘭
相川蘭
やっぱり、そうだよね
時雨恭平
時雨恭平
それがどうしたんですか?
相川蘭
相川蘭
もし
私と大翔が付き合ってるのは嘘だとしたら、どう思う?
時雨恭平
時雨恭平
えっ…。
時雨恭平
時雨恭平
先輩、もしかして…
相川蘭
相川蘭
そう。
相川蘭
相川蘭
私と大翔は、付き合ってない。
時雨恭平
時雨恭平
時雨恭平
時雨恭平
どういうことですか…
時雨恭平
時雨恭平
そんなっ!
相川蘭
相川蘭
最低だよね。私
時雨恭平
時雨恭平
何か、理由があったからですよね?
相川蘭
相川蘭
えっ?
時雨恭平
時雨恭平
蘭先輩は、最低な人なんかじゃないです!!
相川蘭
相川蘭
そう言ってくれてありがとね。
時雨恭平
時雨恭平
何が、あったんですか?
相川蘭
相川蘭
今は、言えない。
相川蘭
相川蘭
ごめん
時雨恭平
時雨恭平
いや、全然大丈夫です!
時雨恭平
時雨恭平
またいつでも、相談してくださいね
時雨恭平
時雨恭平
僕、いつでも協力しますから!
相川蘭
相川蘭
ありがとう。恭平君






少し、心が軽くなった気がした。









恭平君ともう少しいたい。










何故か、そう思った。









その時、誰かが私の名前を呼んだ。




佐藤大翔
佐藤大翔
蘭!
相川蘭
相川蘭
あっ…
佐藤大翔
佐藤大翔
何してんの?
相川蘭
相川蘭
えっと…
時雨恭平
時雨恭平
こんにちは。大翔先輩
佐藤大翔
佐藤大翔
誰?この子
相川蘭
相川蘭
この子はっ!
時雨恭平
時雨恭平
時雨恭平です。
蘭先輩と同じ弓道部で、仲良くさせてもらってます!
相川蘭
相川蘭
恭平君…?







恭平君の目は








大翔を睨んでいるような気がした。




佐藤大翔
佐藤大翔
ふーん。恭平君ね~
相川蘭
相川蘭
大翔っ!帰ろ!
佐藤大翔
佐藤大翔
なんだよ急に!
相川蘭
相川蘭
いいから!
相川蘭
相川蘭
恭平君、バイバイ!
時雨恭平
時雨恭平
あっ!さようなら!


 

あのままだと






嫌なことが起こると思った。




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