正体不明の極度の眠気に襲われながら私は森を走り抜ける。
グァァア!!
あなた「…っ、!?!?」
近くで恐らくヴィランのような声がする。
私はまずそちらの方へ向かっていった。
❁❁❁
あなた「っ、ヤオモモ…!?」
声のする方へ行けば血を流し気を失っているヤオモモの姿
そして、気を失っているヤオモモを運びながらヴィランから逃げている男一人。
あなた「そのままヤオモモ運んで!!私が足止めするから!!」
??「君ヒーロー科の…!でも君だけじゃこいつは、、」
あなた「大丈夫だから!!今は怪我人優先!!はやく!!!」
??「…っ、、、わかった、」
そういうとその人は無心で走っていった。
あなた「…」
とは言ったものの…
どうすればいいのだろう!!!
個性は無効化、相手の個性は無い。
こんな怪物みたいなの…私倒せる?
とりあえずヤオモモが助かればそれで良い…
雄英にとってヤオモモは有力候補者の1人。
必ず助けないと。
はやく出久のとこにも行かないといけないのにどうすれば…
グァァア!!
あなた「うぁっ!!」
ドン!と思い切り殴りかかってくるヴィラン
容赦ないなお前。
威力が強い代わりに速度が遅い…
これは少し有利かもな…
そんなことを思っていた矢先
グラッ
私の視界は横転した。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。